追記:auカブコム証券、岡三オンライン証券が委託幹事に決定。(2020.01.28)
特徴
コシダカホールディングス(2157)から、子会社であるカーブスジャパンがスピンオフで上場する形となります。スピンオフは、子会社を本体と資本関係のない独立した会社にする仕組みですので親子上場にはなりません。またスピンオフは、日本で初めてのケースです。ポイントは、カーブスホールディングの株は、現親会社のコシダカホールディングスの株式を2月26日に保有していれば自動的に入手できるということです。コシダカホールディング1株に対してカーブス1株です。上場する前にIPO以外で入手できる珍しいケースですね!!
売出株式は0株なのですが、上場当日の初値売りでは、コシダカホールディングス経由での入手分+IPO(2,777,000株)が売却可能となります。 コシダカホールディングス経由のうち、どれだけ売りに回ってくるか予測がつきません。ちなみに、昨年10月31日時点でのコシダカホールディングスの発行株数は【82,300千株】であり、現在の浮動株は約10.2%(約8,394,600株)です。
ということで、今回のカーブスホールディングについてはまったくどうなるかわかりませんので、情報入手をしながら慎重に行きましょう!! 現時点では想定価格も720円ですので、そんなに初値が高騰するとは考えにくいのですが・・・。
コシダカホールディングスの明日以降の株価・出来高をチェックするのもひとつです。本日の終値は【1,784円】出来高は【752,400株】でした。
社名由来
カーブス (英語名:カーブスインターナショナル) とは、 アメリカ(テキサス州)に本社があるフィットネスクラブのフランチャイズチェーン 。連結子会社になる前のカーブスジャパンが、この会社とマスターライセンス契約締結し、日本での事業展開権利を得ていることからこの社名になったわけです。
新規上場会社概要
コード:社名 | 7085 株式会社カーブスホールディングス |
会社URL | https://www.curvesholdings.co.jp/ |
上場承認日 | 2020年1月27日(月) |
上場予定日 | 2020年3月2日(月) |
上場市場 | 東証(1部か2部かは未定) |
設立 | 2008年10月17日(連結前のカーブスジャパン設立は2005年2月28日) |
事業内容 | 女性向けフィットネス施設「カーブス」の運営等 |
業種 | サービス |
業績 | 売上・利益ともいいですね!! |
発行済株式総数 | 82,298,284株(2019年1月27日現在) |
仮条件決定日 | 2月12日(水) |
BB期間 | 2月13日(木)~2月19日(水) |
公開価格決定日 | 2月20日(木) |
公募株数 | 2,145,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA | 362,000株 |
売出放出元 | コシダカホールディングス、および会社役員からの放出:100% ※VCからの放出なし |
ロックアップ | 既存の株主には、180日間のロックアップあり |
OR | 3.3% (OA分含む計算) ※3年平均(2016-18) 27.5% |
想定価格 | 720円 |
吸収金額 | 約20億円 |
手取金の使途 | 会員管理システムの増強等のシステム投資。直営店及び実験店の出店、人員体制強化のための人材採用、店舗数拡大・会員数増のためのマーケティング費用。金融機関からの借入金の返済。 |
取扱証券会社 | 主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー、平幹事:野村、SMBC日興、いちよし、丸三、岡三 委託幹事:auカブコム、岡三オンライン |
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