【承認】”クルーバー” 難易度と売り圧力

【№1081】

冒険者

“みずほ証券”が主幹事です。
難攻不落の野村といわれますが、”みずほ”もまったく当選できません。
今回も難しそうですか？

大賢者

主幹事との相性もあるだろうが、当選は抽選枠次第じゃ!!
今回の抽選枠も少ないので、当選は難しいと考えられる。

　　当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
　　　◆社名由来・意味　⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
　　　◆難易度　⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
　　　◆売り圧力　⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来･意味

　社名”クルーバー”の由来は、クルマ好きとバイク好きが集まって「来る場」⇨ クルマ好きとバイク好きが「狂う場」で、”クルーバー”とのことです。ちなみに、狂う場は「熱狂する場」ですよ!!

当然、会社名（英訳名）の”Croooober”は造語ですが、何か”oo”と多いですね。熱狂度合いを意味しているのでしょうか？ … あはは f(^^;)

IPO Outline

会社名	株式会社クルーバー　[7134]
本店所在地	神奈川県横浜市
上場市場	JASDAQ スタンダード
設立年月日	2014年4月1日
業種別分類	小売
事業内容	カー＆バイク用品のリユース品の買取、販売、新品卸売及び付随するIT 開発業務
規模	中型IPO（時価総額56.7億円、吸収金額17.0億円）※想定価格ベース
上場予定日	12月23日
幹事会社（主）	みずほ、野村、SMBC日興、三菱UFJモルガン･スタンレー、極東、SBI、藍澤
BB期間	12月7日～12月13日
抽選発表	12月14日
発行株数	2,112,000 株
公開株数	784,800 株公募: 512,500 株 + 売出: 170,300 株 + OA: 102,000 株（公募内訳：新規株式発行 375,000 株、自己株式処分 – 株）
売出比率,ＯＲ	売出: 21.7 %　ＯＲ: 29.9 %
想定価格	2,160 円
海外向け販売	なし
難易度	主幹事（みずほ証券）の予想抽選枠は、約539本（現時点）。主幹事でこれだけ少ないと当選はかなり困難ですね。… ムムム f(^^;)

再上場？

　同社は、1999年４月に中古カー用品販売を目的として設立した㈱アップガレージを前身としており、2004年３月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。
設立後、一貫して積極的な店舗展開とフランチャイズ展開により順調に業容を拡大してきましたが、更なる業容拡大による成長と、新規事業開発と既存事業の改革を実行するため、2012年１月にマネジメント・バイアウトを実施し、2012年４月に上場を廃止。
　2014年4月に㈱アップガレージの単独株式移転により、㈱クルーバーホールディングス（現　㈱クルーバー）を設立。

業　績

単独/連結	2017/3	2018/3	2019/3	2020/3	2021/3
売上高（百万円）	324	414	493	9,344	9,923
経常利益（百万円）	133	137	177	210	466
当期利益（百万円）	109	91	110	61	291

※2019年3月期まで単独決算、2020年3月期から連結決算

経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先（予定）	金額
株式会社アップガレージ及び株式会社ネクサスジャパンのシステム開発投資	593,134 千円
株式会社アップガレージの国内新規出店・改修投資	352,000 千円
UPGARAGE USA Co.,Ltd.の海外新規出店投資	260,000 千円
計	1,205,134 千円

売出株放出元

株主	関係	売出株数
㈱Ｅ＆Ｅ	役員の資産管理会社	120,000 株
菅沼一孝		20,100 株
大塚康雄		20,100 株
渡邊剛伸	子会社取締役	10,100 株
	計	170,300 株

VCの有無

VC　：　なし

売り圧力

発行株数	2,112,000 株
売出株数	170,300 株
残（株主保有株）	1,941,700 株
・180日ロックアップ	1,921,700 株
・1.5倍等ロックアップ解除①	0 株
・ロックアップなし②	20,000 株
上場初日に売却可能性のある株数（①+②）	20,000 株

・ストックオプション④（行使可能）	58,500 株（900 株)
・第三者割当（継続所有等の確約）⑤	58,500 株
上場初日に売却可能性のある株数（④-⑤）	0 株