【№1963】
“ジンジブ”に続いて、こちらも初値高騰なのですか?
初値が高騰する条件が揃っておるのじゃ!!
事業詳細と社名由来
『イシン』ときたら明治維新の『維新』が思い浮かびますが、ちょっと違いました。新しい取り組みをやっていこう!という意味での『維新』と、コミュニケーションを大切にする会社でありたいという思いを込めた『以心伝心』の両方の意味を持たせて、カタカナのイシンと名付けたとのこと。
インパクトのある社名ですが、何をやっている会社か想像もできません。事業概要は『企業の自治体向けマーケティング支援事業、日系大手企業のグローバルオープンイノベーション支援事業、成長企業のブランディング及び採用支援事業』なのですが、それでも何をやっている会社? ・・・ と思ってしまいます。f(^^;)
ー 事業詳細 ー
企業紹介メディアの運営。創業以来ベンチャー振興、地方創生、オープンイノベーション――の3つの領域で事業を展開している。プラットフォームの月額利用料や広告料、協賛金、役務に対する収益や手数料などが収益源となっている。
トレイダーズウェブ IPO銘柄詳細より抜粋
また、持ち分法適用関連会社にGMOインターネットグループとの共同出資による投資会社があるほか、東南アジア・インドのベンチャーキャピタルファンドへ投資している。これらの投資収益は各セグメントに配分せず、損益を営業外に計上している。
1.公民共創事業
企業の自治体向けマーケティングなどの業務を一気通貫で支援している。具体的には自治体職員向けウェブメディア「自治体通信Online」や無料情報誌「自治体通信」、メールマガジンによる企業紹介、企業とのマーケティング施策の定期相談、自治体への架電業務代行などを手掛ける。
2.グローバルイノベーション事業
成長産業に特化した情報提供サービスや各種ソリューションを通じ、大手企業のオープンイノベーション推進を支援している。具体的には日米に拠点を置いた日系大手企業向け成長産業の情報ポータルサイト「BLITZ Portal(ブリッツポータル)」や、世界のスタートアップエコシステムを取材・調査したメディア「TECHBLITZ」を運営しているほか、米国の大学教授を講師に招いた研修や大手企業やスタートアップが登壇するイベントを開催している。
3.メディアPR事業
成長ベンチャー企業向けにブランディングや採用支援を展開している。ベンチャー業界メディア「ベンチャー通信」や有料会員制サービス「ベストベンチャー100」など複数のメディアを運営しており、記事広告の制作やイベント開催などのほか、企業の採用ページ制作に特化したCMS(コンテンツ運営システム)提供を行っている。
2023年3月期の売上高構成比は、
・公民共創事業:36.3%
・グローバルイノベーション事業:29.2%
・メディアPR事業:34.5%。
仮条件
想定価格 | 1,080 円 | ①仮条件上限 < 想定価格 ②仮条件上限 = 想定価格 ③仮条件上限 > 想定価格 > 仮条件下限 ④仮条件下限 = 想定価格 ⑤仮条件下限 > 想定価格 |
仮条件 | 1,000 円 ~ 1,080 円 | |
ステータス | ② | |
公開価格レンジ | 1,000 円 ~ 1,080 円 | 仮条件下限の80%以上、上限の120%以下 適用外 |
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
みずほ | 455,900 株 | 93.0% | 419 本 | 厳しい | ○ | |
日興 | 9,800 株 | 2.0% | 9 本 | 絶望的 | ○ | |
・ステージ | – 本 | 抽選なし | ||||
SBI | 4,900 株 | 1.0% | 22 本 | 絶望的 | ○ | |
・ポイント枠 | 11 本 | |||||
松井 | 4,900 株 | 1.0% | 44 本 | ムリ | ○ | |
マネックス | 4,900 株 | 1.0% | 44 本 | ムリ | ○ | |
岩井コスモ | 2,400 株 | 0.5% | 2 本 | 絶望的 | – | |
極東 | 2,400 株 | 0.5% | – 本 | 口座なし | – | |
東海東京 | 2,400 株 | 0.5% | 2 本 | 絶望的 | – | |
丸三 | 2,400 株 | 0.5% | – 本 | 口座なし | – | |
計 | 490,000 株 |
※その他にOAが、[73,500株]あります。
初値予想
大手2社のBB時点の初値予想は 2,500円~3,000円。これは公開価格(仮条件の上限と想定)の約2.3倍~2.8倍になります。仮条件は弱気ですが、大手予想は強気です。これは、『成長性あり+業績良し+小型』のセットでなおかつ『売り圧力なし』なのでちょ~強気の初値予想になったようです。
まだBB時点ですから、管理人の初値予想は公開価格の2倍くらいにしておきます。(^^)
・テーマ : 企業をDXでサポート系?
★業績業績 : 売上・利益ともに右肩上がり。!(^^)!
・時価総額 : 19.9億円(前提:仮条件の上限)
★吸収金額 : 6.1億円(前提:仮条件の上限)!(^^)!
※グロース市場へ上場するIPOとしては小型で、荷もたれ感なし。!(^^)!
★売り圧力 : しっかり180日のロックアップがかかっていて、1.5倍等の解除なし。!(^^)!
・VC : 0
・仮条件 : 弱気
・同日上場 : 単独上場ですが、トライアルホールディングス(上場日未定)が重なる可能性あり。
・市況 : 地合い良し。2024年度IPOの初値は堅調なので、IPOに資金流入の流れあり。!(^^)!
BBスタンス
初値高騰の予感がするIPOですが、これだけ当選本数が少ないとまず当選はムリ。f(^^;) 当たればラッキーくらいで、とりあえず申し込みましょう。
このようなIPOは公募当選を期待するより、セカンダリーを考えるべきだと思います。初値が高騰しなければ ・・・ ですが、上がっちゃうでしょうね。f(^^;)
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
♥ 読者様に幸運がありますように ♥
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