社名由来
社名である「プレイド(PLAID)」の由来は、「楽しむ(PLAY)+手助けする(AID)」
・・・と、同社の公式サイトに掲載されています。
PLAYの過去形は、PLAYED
これも「プレイド」と読みますが、さすがに社名由来ではなかった。
過去形だけに、会社設立時に終わってますね。 ・・・あらら f(^^;)
会社概要
同社の事業は、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の開発を行い事業者に対してSaaS型でサービスを提供。
※CXは、Customer Experience(カスタマーエクスペリエンス)の略語であり、一般的に「顧客
体験」と訳されます。
何が何だかよくわかりませ~ん!! (><)
CXプラットフォーム「KARTE」を事業者が運営するウェブサイトやスマートフォンアプリに組み込むことにより、事業者が「KARTE」上でそれらのウェブサイトやスマートフォンアプリを訪れるユーザーのウェブサイトやスマートフォンアプリでの行動のデータを収集・解析し、ユーザー単位でデータを整理・可視化し、それらに基づいてウェブサイトやスマートフォンアプリ、メールやLINE、チャットでのコミュニケーションをユーザー又はユーザーのセグメントそれぞれにパーソナライズできるというもの。・・・? (^^;)
具体的に何ができるかといえば・・・
・顧客一人ひとりを可視化
ウェブサイト等に来訪する顧客の行動データを顧客ごとに蓄積します。一人ひとりのウェブサイ
ト等における顧客行動を把握することにより、事業者が顧客の状態やニーズを直感的に理解し、
より良い体験を得られるような様々な施策を実行・検証することが可能。
「KARTE=カルテ」といえば、病医院で使う患者ごとの診療録(診療経過の記録)。顧客の行動デ
ータを、顧客ごとに蓄積しているわけですから、ある意味、確かにカルテです。
顧客は病人ではありません。凄いネーミングですね。管理人だったら、プロファイリング・・・。
profillingとは、 過去の犯罪事件にかかわる諸種のデータベースを活用して、新たな事件の犯人
の型・特色を割り出す方法。いやいや、 プロファイリングは「統計学」が基本ですのでOK!?
でも、イメージは悪いかも!? ・・・あらら f(^^;)
・リアルタイム解析基盤
過去のデータではなく、「会員登録の途中で迷っている」「特定の商品で長時間悩んでいる」な
ど、ウェブサイトに来訪する顧客の「今」を解析することが可能になり、顧客の購入意向の高ま
りなどを見逃すことなく、適切にコミュニケーションすることが可能。
顧客サポート・アプローチとしては最高です。
監視されているようで怖いですね。実際、googleに監視されていますが、・・・あらら f(^^;)
・ワンストップで施策実行
顧客分析やメール配信、ウェブチャットやSMSなど様々なマーケティングツールがありますが、
「KARTE」は「顧客分析」と「施策制作・配信・自動化」を同サービス上でまとめて実行するこ
とが可能。ツールやデータを社内で分散・分断させることなく、一元化できます。
言い換えると、店舗に加えてウェブサイトやスマートフォンアプリ、メールやLINEなど、顧客接点が増えるに従い、企業はメール配信ツールや分析ツールなど様々なサービスを導入した結果、顧客に関わるデータが企業内で分散・サイロ化(孤立化)し、顧客体験を分断してしまう弊害が発生します。「KARTE」では、店舗などオフラインのデータを含む多種多様なデータの収集・蓄積からパーソナライズした施策の実施までを一気通貫して行うことが可能。
ECサイト等を運営している事業者から見れば、サイトに訪問してくれた顧客の分析、今訪問している顧客に対してアプローチができる「KARTE」は、素晴らしいツールでしょう。
また、提供はオンライン環境があれは良いSaaS型であり、料金体系がサブスクリプションモデル(課金制)であることも、導入しやすさがあります。
結果、2015年3月に「KARTE」を正式リリース後、2020年9月期までの導入ウェブサイト数は710件、導入企業数は474社になっています。
プレイドに成長性を感じますね。!(^^)!
管理人の独り言
東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額517.0億円、吸収金額210.8億円)。
マザーズ上場での大型案件ですが、海外販売数が国内販売より多い。
国内販売での枠は、【60,220本】
証券各社の割当株数は不明ですが、
主幹事(みずほ証券)の抽選枠は【2,900本】と予想(現時点)
国内販売・海外販売 内訳
国内販売 | % | 海外販売 | % | 計 | |
公募 | 608,800 株 | 40.0% | 913,200 株 | 60.0% | 1,522,000 株 |
売出 | 4,697,200 株 | 36.6% | 8,119,800 株 | 63.4% | 12,817,000 株 |
OA | 716,000 株 | 100% | – 株 | 716,000 株 | |
合計 | 6,022,000 株 | 40.0% | 9,033,000 株 | 60.0% | 15,055,000 株 |
googleから出資(1,420,900 株[3.60%])を受け、継続保有の確約済。また、パートナーシップ (KARTEへのGoogle Cloudの機械学習やAI(人工知能)技術の統合において、両社は協業していく予定)の締結しています。う~ん(^^;) 凄いですね!!
ここから海外での需要が多い?との思惑で、国内販売より海外販売が多いのがわかります。
初値はどうなるのか!?
マザーズ上場のIT系IPOとはいえ、国内販売でも600万株と多い。また、VCがうじゃうじゃいます。成長性のある会社に投資するのがVCのお仕事なので、致し方がないことですが・・・。
ロックアップはしっかりかかっているので、売り圧力の点では影響はそんなにないでしょうか!?
赤字上場が気になりますが、事業内容から先行投資が大きいと考えられるので、売上が伸びている限り問題なしと思います。更なる売上・シェア拡大のために、設備・広告・人材に投資していかなければいけないのですが、どこで黒字化するかがですね。 ・・・う~ん(^^;)
とりあえず、仮条件の発表を待ちましょう!!
最終的には、需給のバランスで初値が決まりそうな気がしています。
新規上場会社概要
社名 [コード] | 株式会社プレイド [4165] | ||
銘柄略称 | M-プレイド | ||
英訳名 | PLAID,Inc. | ||
会社URL | https://plaid.co.jp/ | ||
上場予定日 | 2020年12月17日 | 上場承認日 | 2020年11月12日 |
上場市場[業種] | マザーズ[情報通信] | 設立 | 2011年10月3日 |
事業内容 | クラウド型 CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の提供 | ||
業績(直近) | 売上は右肩上がりですが、利益は・・・。赤字上場です(^^;) | ||
仮条件決定日 | 11月30日 | BB期間 | 12月1日~4日 |
公開価格決定日 | 12月7日 | 購入申込期間 | 12月8日~11日 |
想定価格 | 1,400円 | ||
発行済株式総数 | 35,408,900 株(承認時) | 吸収金額(承認時) | 約210.8億円 |
発行済株式総数 | 36,930,900 株(上場時) | 時価総額(承認時) | 約517.0億円 |
公募(新株発行) | 1,522,000 株 | 公開株数 | 15,055,000 株 |
公募(自己処分) | – 株 | ||
売出 | 12,817,000 株 | ||
OA | 716,000 株 | ||
売出株比率 | 85.1 % | OR | 40.8 % |
売出放出元 VC:太文字 |
JAPAN VENTURES I L.P. 5,652,000 株 フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合 3,831,000 株 フェムトグロースファンド 2.0 投資事業有限責任組合 878,000 株 倉橋健太 750,000 株 柴山直樹 750,000 株 MSIVC2018V投資事業有限責任組合 448,000 株 SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合 148,000 株 有限責任事業組合フェムト・スタートアップ 115,000 株 三井物産㈱ 99,000 株 みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 73,000 株 三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合 73,000 株 |
||
株主構成 ロックアップ [株主上位10名] |
360日ロックアップ 計:18,031,000 株 ⇦実質株数 倉橋健太(同社代表取締役) 11,715,000 株[29.65%] 内、750,000 株を売出へ 柴山直樹(同社取締役) 7,816,000 株[19.78%] 内、750,000 株を売出へ 180日ロックアップ 計:4,003,100 株 ⇦実質株数 JAPAN VENTURES I L.P. 6,280,000 株[15.89%] 内、5,652,000 株を売出へ フェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合 4,789,900 株[12.12%] 内、3,831,000 株を売出へ フェムトグロースファンド2.0投資事業有限責任組合 1,098,200 株[2.78%] 内、878,000 株を売出へ 牧野祐己(同社従業員) 600,000 株[1.52%] 清水博之(同社従業員) 600,000 株[1.52%] 三井物産株式会社 498,000 株[1.26%] MSIVC2018V投資事業有限責任組合 498,000 株[1.26%] ロックアップなし 計:1,420,900 株 ⇦実質株数 Google International LLC 1,420,900 株[3.60%] 継続保有 |
||
手取金の使途 | ①当社のシステムの機能強化及び安定的な稼働のためのインフラ費用②事業成長のための採用費及び人員増による人件費等に充当する予定 | ||
取扱証券会社 | 主幹事 : みずほ、BofA 平幹事 : 野村、SBI、マネックス、楽天、クレディ・スイス、 岩井コスモ、岡三、大和、東海東京、極東、丸三 |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!
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新型コロナウイルスでの国内での死亡率は低下していますが、
感染しても無症状のケースも増加していると聞きます。
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気休めの検査キットなど不要かもしれませんね。
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