【分析】新規口座開設者とIPO投資!?

 このブログでは過去、新規口座開設状況について記事をアップしました。
これは、「巣ごもり投資家が急増」➡「IPO投資に参入」➡「IPO当選がさらに困難!?」と、管理人は大いに気になるからです。過去の記事は主に楽天証券の記事でしたが、今回はauカブコム証券で分析してみましょう。(^^)

今回分析に使用する元ネタは、auカブコム証券の公式サイトに掲載されているカブヨム(お金にまつわるちょっとお得な情報や、金融商品のワンポイントなどお役立ち情報)の記事「新規のお客さまの取引動向発表!どんな銘柄を取引してる?利益はでてる?」です。

※このカブヨムは、auカブコム証券に口座を開設していない方でも閲覧可能です。

auカブコム証券の新規口座開設者は儲かっているの!?

・新規口座開設者(2020年1月1日~8月13日に新規口座を開設した人数)約45,000人
・現物利益 +約3億274万円
・信用利益 +約8,580万円
・合計   +約3億8,853万円

儲かっているように見えますが、実際は
「現物取引・信用取引合計」や「現物取引」では0~+10万円の利益を出していた方
「信用取引」では▲10万~0円の損失を出している方が、一番多いようです。

新規口座開設者=株式投資の初心者と考えるなら、信用でなくまずは現物でしょうか!? こんな感じになっています。

現物取引で最も多い損益レンジ

損益レンジ 人数 比率
0~+10万円 約20,250人 約45%
▲10万円~0円 約13,050人 約29%

損益レンジと人数・比率を見れば、かわいいものです。(^^;)

新規口座開設者とIPO

 2020年新規に口座を開設した方の売買代金上位銘柄(上位40位)を見ると、

順位 コード 銘柄 上場日
21 4493 サイバーセキュリティクラウド 2020年03月26日
28 4883 モダリス 2020年08月03日
32 4497 ロコガイド 2020年06月24日

 上記銘柄は今年のIPOですが、3社ともauカブコム証券では取り扱わなかったIPOです。ということは、セカンダリー等で売買されたのではないかと推測できます。この順位は、2020年8月14日時点(受渡日ベース)の情報ですので、特にモダリスはセカンダリー売買が濃厚ですね。(^^;)
上記の「現物取引で最も多い損益レンジ」と上記順位を見れば、セカンダリーといっても100株売買が中心かな?と推測できます。

冒頭の「巣ごもり投資家」は、ネット証券へ新規口座開設をした方の中心は「若年層」と新聞記事に出ています。
auカブコム証券は、IPOでは委託幹事100%であり、年間を通してもIPOの取り扱いはSBI証券等と比べても多くありません。
はっきりいって、IPOでは当選しにくいauカブコム証券ですが、売買ランキングに出てくるところを見ると、多少IPOバブルもありますが、新規口座開設した若年層はIPO銘柄に関心を持っているといえます。
ならば、主幹事になるSBI証券、平幹事でも抽選配分率100%の楽天証券・マネックス証券での新規口座開設者はIPOに参入してきていることが推察されます。

IPOはさらに当選が難しくなっている」ということですね。・・・ムムム(^^;)

では、また (^^)/~~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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手洗いは有効ですね!!

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