社名由来
社名「クリーマ:Creema」の語源は、「クリエイターニューマーケット」であるとのこと。(同社公式サイトより) ならば、「Creator New Market」ということでしょうか!? (^^;)
面白いのは、同社設立時(2009年3月)の社名「赤丸ホールディングス株式会社」。(^O^)
翌年5月には、ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」をリリースし販売を開始。
クリーマに社名(商号)変更したのは、2014年6月。
今年のIPOでいえば、「地元情報の プラットフォーム「ジモティー」を運営している【ジモティー】」に似ています。ジモティーは最初からジモティーが社名で、クリーマは多くの人に認識されるようになってから社名変更したパターン。・・・たぶん!? (^^;)
以前にも書きましたが、お菓子の「ブルボン」の会社も「ブルボン」。元は、「北日本食品工業株式会社」でしたが ・・・何の食品会社!?
「ブルボン」が有名になれば「ブルボンの北日本食品工業です!!」といったほうが通りが良い。取り扱う商品・サービスに社名を変更することは、頻繁にありますね。(^^)
しかし、社名の付け方は、けっこう悩ましいところがあります。先日上場した「日通システム」などは、知らない人から見れば日本通運のシステム会社?ですからね!! ・・・あらら f(^^;)
会社概要
同社の事業は「マーケットプレイス[Creema]」の運営ですが、ビジネスモデルとしては一般的。
特徴的なのは、「創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者(ユーザー)が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCのハンドメイドマーケットプレイスである点。
また、来場者数5万人を誇る、日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes’(東京ビッグサイト)」等の大型イベント開催や、常設ショップ「Creema Store(新宿・札幌)」「暮らしとクリーマ(二子玉川)」の運営等を行っている点。
「Creema」に出店するクリエイターにさらなる活躍の場を提供するなど、クリエイターの活動支援に注力してきた関係から、本業として作家活動を行うクリエイターや、これから本格的に作家としての活動を志望しているクリエイター等、プロ志向のクリエイターから支持があります。
品質の高いプロ志向のクリエイターの作品が多く集まるため、同社のマーケットプレイスでは高品質の作品を求める生活者(ユーザー)の安定的な集客が可能になり、これが感度の高い良質なコミュニティの構築につながる。
ここが、Creemaの独自性・競争優位性となっています。(^^)
クリーマはどこで収益を確保しているのか!?(事業系統図でチェック!!)
・マーケットプレイスサービスにおける「Creema」 上での販売手数料収入
・プラットフォームサービスにおける各種広告収入
・イベント・ストアサービスにおける出店料・入場料、及び販売手数料収入
・クラウドファンディングサービスの成約手数料
管理人の独り言
マザーズ上場の中型案件(想定時価総額197.9億円、吸収金額59.8億円)。う~ん(^^;)
最近のIPO(マザーズ上場)は小型案件が多いので、かなり大型に見えてしまいますね。
初値高騰は難しいかもしれませんが、それでも公募の1.5倍まではいくと管理人は考えています。
売上は右肩上がりですが、利益は前期にようやく黒字化。マーケットプレイスの独自性もあり、アプリのダウンロードも右肩上がりですので、将来性を感じます。
また、新型コロナウイルスで世の中が変化して行きますが、ビジネスの基盤がネットワーク系は強い!! (^^)
VCがうじゃうじゃいます。・・・あらら f(^^;)
しかし、別の視点から見れば、ある意味凄いことなのです。
昨年6月のニュースですが、「日本郵政キャピタル、SBIインベストメント、グローバル・ブレイン、三井不動産、アイ・マーキュリーキャピタルと、セプテーニ・ホールディングスの創業者で名誉会長の七村守氏などから、総額11億円の資金調達を実施したことを発表。
既存株主のKDDI Open Innovation FundとSMBCベンチャーキャピタルも参加している。累計資金調達額は約24億円となった。」・・・お金を集められるのは凄い!!
VCもバカではありません。マーケットプレイス「Creema」に将来性を感じた結果でしょう。
将来性!? 将来上場して「儲けられる投資先」とも言えますが ・・・ムムム(^^;)
新規上場会社概要
社名 [コード] | 株式会社クリーマ [4017] | ||
銘柄略称 | M-クリーマ | ||
英文社名 | CREEMA LTD. | ||
会社URL | https://www.creema.co.jp/ | ||
上場予定日 | 2020年11月27日 | 上場承認日 | 2020年10月23日 |
上場市場[業種] | マザーズ[情報通信] | 設立 | 2009年3月3日 |
事業内容 | ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営、及びクリエイターのエンパワーメントを目的とする各種サービスの提供 | ||
業績(直近) | 売上は右肩上がり、利益は前期にようやく黒字化 | ||
仮条件決定日 | 11月5日 | BB期間 | 11月9日~13日 |
公開価格決定日 | 11月16日 | 購入申込期間 | 11月17日~20日 |
想定価格 | 3,250円 | ||
発行済株式総数 | 5,970,000 株(承認時) | 吸収金額(承認時) | 約59.8億円 |
発行済株式総数 | 6,089,000 株(上場時) | 時価総額(承認時) | 約197.9億円 |
公募(新株発行) | 113,000 株 | 公開株数 | 1,839,900 株 |
公募(自己処分) | – 株 | ||
売出 | 1,559,700 株 | ||
OA | 167,200 株 | ||
売出株比率 | 84.8 % | OR | 30.2 % |
売出放出元 VC:太文字 |
グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合 254,100 株 丸林耕太郎 220,000 株 グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合 210,700 株 KDDI新規事業育成2号投資事業有限責任組合 181,000 株 KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合 172,000 株 Globis Fund IV, L.P. 152,600 株 日本郵政キャピタル㈱ 91,100 株 SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 86,000 株 MF-GB 投資事業有限責任組合 52,800 株 W ventures 投資事業有限責任組合 45,500 株 大橋優輝 42,000 株 SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 37,400 株 SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 9,400 株 SBI AI& Blockchain 投資事業有限責任組合 5,100 株 |
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株主構成 ロックアップ [株主上位10名] |
180日ロックアップ 計:2,663,000 株 |
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手取金の使途 | クリエイターエンパワーメント事業の運転資金、ならびに新規事業の開発・プロモーション費、その他、オフィス移転費用などに充当する予定 | ||
取扱証券会社 | 主幹事 : SBI 平幹事 : 大和、みずほ、SMBC日興、エース、岩井コスモ、 岡三、丸三、水戸 |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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