【承認】”JDSC” 難易度と売り圧力

【№1065】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

事業に「データサイエンス,機械学習,AI」といったキーワードのある会社です。
初値は、期待できるでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

期待してもよかろう。
しかし、IPOは当選しないと始まらんぞ!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社の設立時(2018年7月)の社名は、”株式会社 日本データサイエンス研究所”であり、2020年11月6日に現社名”株式会社JDSC”に社名(商号)変更をしています。

現社名のJDSCが何かといえば、旧社名の英訳名”Japan Data Science Consortium”の頭文字を取ったというわけです。難解な社名由来・意味ではありませんでした。… あはは f(^^;)

IPO Outline

会社名 株式会社 JDSC [4418]
本店所在地 東京都文京区
上場市場 マザーズ
設立年月日 2018年7月23日
業種別分類 情報通信
事業内容 AI や機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発と
ライセンス提供事業及び IT システムの開発と運用事業
規模 中型IPO(時価総額207.5億円、吸収金額45.5億円)※想定価格ベース
上場予定日 12月20日
幹事会社 大和SBI、SMBC日興、みずほ、野村、三菱UFJモルガン・スタンレー、
マネックス、いちよし、岩井コスモ、岡三
BB期間 12月3日~12月9日
抽選発表 12月10日
発行株数 12,411,700 株
公開株数 2,806,000 株
公募:400,000 株 + 売出:2,040,000  株 + OA:366,000 株
(公募内訳:新株式発行 50,000 株、自己株式処分 0 株)
売出比率,OR 売出:72.7 % OR: 21.9 %
想定価格 1,620 円
海外向け販売 あり
難易度 海外向け販売が予定されています。海外向けを50%とした場合、
共同主幹事(大和証券)の予想抽選枠は 1,013本(現時点)。
1,000本は越えていますが、簡単には当選しません。… ムムム f(^^;)

業 績

単独 2017/6 2018/6 2019/6 2020/6 2021/6
売上高(百万円) 119 516 1,089
経常利益(百万円) ▲12 ▲82 28
当期純利益(百万円) ▲8 ▲86 28


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
新規顧客開拓やプロダクト開発への人件費 544,000 千円
新規プロダクト創出のための研究開発費 45,000 千円
通信費 38,000 千円
残(未定) 11,000 千円
638,000 千円

売出株放出元

株主 関係 売出株数
UTEC4 号投資事業有限責任組合 VC 1,680,000 株
加藤 聡志 代表取締役社長 360,000 株
  2,040,000 株

VCの有無

VC : 6社

売り圧力

発行株数 12,411,700 株
売出株数 2,040,000 株
残(株主保有株) 10,371,700 株
・180日ロックアップ 6,723,300 株
・90日ロックアップ 1,045,100 株
・1.5倍等ロックアップ解除① 0 株
・ロックアップなし② 2,603,300 株
・ロックアップなしの内、継続所有を確約③ 2,453,500 株
※ストックオプション(行使可能④) 1,423,100 株(1,423,100 株
・行使可能の内、売却をしないと合意⑤ 1,010,800 株
・行使可能の内、継続所有を確約⑥ 412,300 株
上場初日に売却可能株数(①+②-③+④-⑤-⑥) 149,800 株


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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