【承認】”サスメド” 難易度と売り圧力

【№1095】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

SMBC日興証券とSBI証券が、共同主幹事のIPOです。
共同主幹事は、単独主幹事と比べてメリットがあるのでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

共同主幹事といっても、割当株数次第じゃな!!
SMBC日興証券の予想抽選枠は、多くない。
これは共同主幹事が要因ではなく、海外向け販売のせいじゃ!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社の社名は、同社が目指す「持続可能な医療Sustainable Medicine)」に由来します。というものの、持続可能な医療とは ・・・ ? ですね。

同社の事業は「医療機器開発およびその協力、各種医療情報の収集・提供」ですが、具体的には「ICTの活用によって持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」をミッションに、医薬品、医療機器に次ぐ第三の治療法として注目されている「デジタル治療(Digital Therapeutics、以下「DTx」)」の開発を中心として事業展開を行っています。

 SDGsの目標の中の1つに「すべての人に健康と福祉を」という項目が挙げられており、「持続可能な医療」が世界的にも求められています。
一方で国内に目を向けると、2017年度の医療給付費は39.4兆円と前年度の38.8兆円から1.6%増加し、GDPの7.2%に相当する規模まで拡大しております(出典:国立社会保障・人口問題研究所「平成29年度 社会保障費用統計」)。この医療費の伸びは高齢化の進行によって医療を必要とする人口が増加したこと及び長期の療養が必要になる慢性疾患が増加したことに加えて、高額な医薬品の普及など医療の高度化による影響も強く受けております。

慢性疾患への対応では、DTxと呼ばれる新しい治療法が、コストを抑えながら適切な医療を患者に提供する手段として注目されています。
DTxは、「スマートフォンのアプリケーションなどの形態をした、ソフトウェアによる治療手段で、規制当局の承認を得た科学的根拠に基づく医療機器である」という点で一般的なヘルスケアアプリケーションとは異なります。
DTxでは、患者の医療へのアクセスが通常の医療と比べて容易になり、加えて医療機関外での活動データの蓄積が可能となることから、「治療中断率が高い」「適切/適時/適量の治療介入が行えず、結果として療養が長期にわたる」という慢性疾患特有の課題解決につながることが期待されているようです。

IPO Outline

会社名 サスメド 株式会社 [4263]
本店所在地 東京都中央区
上場市場 マザーズ
設立年月日 2015年7月31日
業種別分類 情報通信
事業内容 医療機器開発およびその協力、各種医療情報の収集・提供
規模 中型IPO(時価総額203.7億円、吸収金額39.1億円)※想定価格ベース
上場予定日 12月24日
幹事会社 SMBC日興SBI、東海東京、あかつき、いちよし
BB期間 12月9日~12月15日
抽選発表 12月16日
発行株数 13,256,600 株
公開株数 2,981,900 株
公募: 2,291,000 株 + 売出: 302,000 株 + OA: 388,900 株
(公募内訳:新規株式発行 2,291,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 10.1 % OR: 19.2 %
想定価格 1,310 円
海外向け販売 あり
難易度 海外向け販売を50%とした場合、共同主幹事(SMBC日興証券)の
予想抽選枠は、1,014本(現時点)。
1,000本では厳しいと考えます。・・・
あらら f(^^;)

業 績

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期
決算年月(単独決算) 2017/6 2018/6 2019/6 2020/6 2021/6
事業収益(百万円) 2 5 35 115
経常利益(百万円) ▲12 ▲129 ▲215 ▲89 ▲271
当期利益(百万円) ▲12 ▲133 ▲217 ▲97 ▲278
営業収益と売上高の違いは、商慣習的な取り扱いの部分もあり明確な区分は難しいですが、簡単に言うと、会社が継続して営む本業からの収益である「営業収益」の内、製品や商品など有形物を販売する場合には「売上高」として表示します。一方、無形のサービスや手数料などを提供した場合の対価は通常、「営業収益」として表示されます。※営業収益=事業収益


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

マイナス繰越利益剰余金の計上について

 同社、デジタル機器やIoT技術を治療に取り入れた治療用アプリの研究開発を主軸とするベンチャー企業であります。治療用アプリの研究開発には多額の初期投資を要し、その投資資金回収も他産業と比較して相対的に長期に及ぶため、ベンチャー企業が当該事業に取り組む場合は、一般的に期間損益のマイナスが先行する傾向にあります。同社は、当社も第2期(2017年6月期)から当事業年度(2021年6月期)について当期純損失を計上しています。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
研究開発資金 2,061 百万円
人材投資 779 百万円
オフィススペース拡張 128 百万円
残額 229 百万円
3,197 百万円

売出株放出元

株主 関係 売出株数
ライフネット生命保険株式会社   140,000 株
上野 太郎 代表取締役社長 72,900 株
Beyond Next Ventures1 号投資事業有限責任組合 VC 53,500 株
SBI AI & Blockchain 投資事業有限責任組合 VC 27,500 株
市川 太祐 取締役 8,100 株
  302000 株

VCの有無

VC : 5

売り圧力

発行株数 13,256,600 株
売出株数 302,000 株
残(株主保有株) 12,954,600 株
・180日ロックアップ 7,094,000 株
・1.5倍等ロックアップ解除① 4,110,600 株
・ロックアップなし② 1,583,400 株
・第三者割当(継続所有を確約)③ 1,750,000 株
・売却等を行わない旨を約束する書面を差入予定④ 166,600 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②-③-④) 3,777,400 株

公開株数(公募+売出+OA)2,981,900株に対して、1.5倍解除を含めた上場初日に売却可能な株式が 3777,400株もあります。この売り圧力で、初値は公募の1.5倍まで届くでしょうか?f(^^;)

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 1,257,200 株(712,000 株)

 

 行使可能なストックオプションが 712,000株ありますが、行使してくるかどうかはわかりませんね。f(^^;)

では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新型コロナウイルスは、オミクロン型ですかー!!
まだまだ気を緩めてはいけませんね。
日々基本的な感染防止に努めましょう!!

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