【承認】”長栄” 難易度と売り圧力

【№1096】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

東証二部上場の不動産屋さんです。初値の高騰は、難しいですよね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

主幹事の予想抽選枠は、多くない。
初値を気にする前に、当選は難しいぞ!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社は、京都の不動産屋さんです。”長栄”の漢字社名を見れば、東証一部or二部上場? または、老舗企業ではと想像してしまいます。設立後34年目ですのでまだ老舗とは言わないのですが、東証二部上場です。

 さて、「長く栄える会社でありたい」との思いから”長栄”だったのかもしれません。ただ、代表取締役(創設者)のお名前は、”田 修 氏”。おそらく、ご自分の名前にひっかけたものと推察します。f(^^;)

IPO Outline

会社名 株式会社 長栄 [2993]
本店所在地京都府京都市
上場市場東証二部
設立年月日1988年4月5日
業種別分類不動産
事業内容不動産管理事業及び不動産賃貸事業
規模中型IPO(時価総額84.4億円、吸収金額23.5億円)※想定価格ベース
上場予定日12月24日
幹事会社SMBC日興、大和、みずほ、岡三、SBI、楽天、松井、西村
BB期間12月9日~12月15日
抽選発表12月16日
発行株数3,813,300 株
公開株数1,242,000 株
公募: 780,000 株 + 売出: 300,000 株 + OA: 162,000 株
(公募内訳:新規株式発行 653,000 株、自己株式処分 127,000 株)
売出比率,OR売出: 24.2 % OR: 27.0 %
想定価格1,890 円
海外向け販売なし
難易度主幹事(SMBC日興証券)の予想抽選枠は、845本(現時点)。
最低1,000本はないと、かなり厳しいと考えます。・・・
あらら f(^^;)

業 績

回次第29期第30期第31期第32期第33期
決算年月(単独決算)2017/32018/32019/32020/32021/3
売上高(百万円)6,4176,7717,8748,2858,031
経常利益(百万円)5099421,5031,6041,435
当期利益(百万円)5341,2271,058986982


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定)金額
賃貸用不動産の取得資金1,083,264 千円
長期借入金の返済260,000 千円
1,343,264 千円

売出株放出元

株主関係売出株数
長田 修代表取締役社長300,000 株
 300,000 株

VCの有無

VC : なし

売り圧力

発行株数3,813,300 株
自己株式(金庫株)127,000 株
売出株数300,000 株
残(株主保有株)3,386,300 株
・180日ロックアップ3,386,300 株
・1.5倍等ロックアップ解除①0 株
・ロックアップなし②0 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②)0 株

株主全員に180日ロックアップがしっかりとかかっているので、売り圧力はゼロです。f(^^;)

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能)349,000 株(0 株)

 行使可能なストックオプションもありませんね。f(^^;)


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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まだまだ気を緩めてはいけませんね。
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