【№1113】
“網屋“のBBは、明日(12/7)から開始です。(^^)
“網屋”のBBが開始されます。
主幹事の岡三証券に口座開設している方は多くないと思います。
ならば、岡三証券は穴場的な会社と考えて良いですか?
確かにBB参加率が低いと、当選しやすくなるじゃろう。
しかし、岡三証券が主幹事として取り扱うIPOは、規模が小さい。
従って、抽選枠も少ないので倍率は低くならんぞ!!
想定価格 → 仮条件
想定価格 | 1,970 円 | ①仮条件下限>想定価格 ②仮条件下限=想定価格 ③仮条件上限>想定価格>仮条件下限 ④仮条件上限=想定価格 ⑤仮条件上限<想定価格 |
仮条件 | 1,700 円 ~ 1,970 円 | |
ステータス | ④ |
訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋
仮条件は、1,700円以上1,970円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2021年12月14日に引受価額と同時に決定する予定であります。
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、当社と事業内容等の一部が類似する上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株式の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討して決定いたしました。
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。理由は簡単で、個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
岡三 | 824,400 株 | 80.0% | 783 本 | 厳しい | ○ | |
SBI | 51,400 株 | 5.0% | 231 本 | かなり厳しい | ○ | |
ポイント | 116 本 | ー | ||||
みずほ | 41,100 株 | 4.0% | 38 本 | ほぼムリ | ○ | |
日興 | 41,100 株 | 4.0% | 38 本 | ほぼムリ | ○ | |
ステージ | 19 株 | |||||
楽天 | 30,800 株 | 3.0% | 277 本 | かなり厳しい | ○ | |
マネックス | 10,200 株 | 1.0% | 92 本 | かなり厳しい | ○ | |
むさし | 10,200 株 | 1.0% | 10 本 | ムリ | ○ | |
水戸 | 10,200 株 | 1.0% | – 本 | 口座なし | ー | |
香川 | 10,200 株 | 1.0% | – 本 | 口座なし | ー | |
岡三オンライン | – 株 | -% | 2 本 | ムリ | ○ |
※その他にOA[154,400 株]があります。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
岡三証券の口座開設数は多くありません。ならばBB参加率が低く、当選確率が良いかといえばそうでもありません。単純な話で、BB参加率が多少低くても、公開株数が多い(主幹事の割当株数も多い)IPOの主幹事に岡三証券がなることはまずありません。結果、倍率は低くならず、簡単には当選できないというわけですね。それに加え、岡三証券の年間主幹事回数は少ないですから、もともとチャンスが少ない証券会社。あれ~!! (^^;)
それでも、岡三証券での当選者はそれなりにいるようです。管理人は岡三に縁がないようで、一度も当選したことがありません。まだ、IPO投資を初めて5年ですが、… あはは f(^^;)
さて、今回の網屋もかなり厳しそうですが、公募割れリスクは低いと考えますので、ネットで申込可能なところへダメ元で申し込んでみましょうか? たぶん、全滅でしょう。… あらら f(^^;)
ー 初値予想 -
・規 模: マザーズ上場で中型
・仮条件: 想定価格を下振れ(幅は270円)
・事 業: データセキュリティ事業、ネットワークセキュリティ事業
・業 績: 売上・利益ともに右肩上がり
・発行済総株式数: 4,000,000株
・売出株式: 600,000株
・VC: 1
・180日ロックアップ: 1,757,280株、・90日ロックアップ: 226,400株
・1.5倍ロックアップ解除: 200,000株 ⇦ すべてVC
・ロックアップなし: 786,720株
※ロックアップなしのうち、第三者割当(継続所有を確約)が 64,000株あり、実質 722,720株になります。
・ストックオプション(新株引受権): 509,600株、行使可能: 409,600株
※行使可能なストックオプションがありますが、第三者割当(継続所有を確約)があり、実質ゼロになります。
★公開株数(公募+売出+OA)1,184,000株に対して、実質ロックアップなしが 722,720株(61.0%)、公募価格の1.5倍で解除されるのが 200,000株(16.9%)あります。
なかなかの売り圧力ですが、ロックアップなしが売却してくるかは、正直わかりません。f(^^;)
この12月ラッシュの上、さらに6社同日上場です。サインド(4256)、リニューアブルジャパン(9522)、Finatexホールディングス(4419)、THECOO(4255)、サクシード(9256)、網屋(4258)の同日上場。
資金は分散されます。初値は公募割れなしとしても、公募の1.5倍まで行くかどうか?としておきましょう。・・・ あらら f(^^;)
読者の皆様に運があらんことを!!
“網屋”の詳細情報は、最下段の関連記事を参照 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
♥ May the Luck be with you ♥
2つのブログランキングに登録しています。