【承認】”ファインズ”の難易度と売り圧力!!

【№1505】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

9月末IPOの上場承認が出てこないと思っていたら、一度に3社です。
ことわざに「降れば土砂降り」がありますが、「承認あれば一度にドサッ」ですね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

なかなか上手いことを言うな。感心したぞ!!
「降れば土砂降り」は、「いくつかの悪いことや、不運なことが同時に同じ起こる時」に使うことわざ。確かに、IPOではドサッと承認があれば「過密スケジュール・同日上場」じゃな!!

 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
 ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 検索してみたら「ファインズ」という社名は、意外と多い。同社の公式サイト(代表メッセージ)には、『ステークホルダーの皆さまに「必要とされる会社」から、「誰からも”最も”必要とされる会社」となるべく精進して参りたい』とあります。
「誰からも”最も”必要とされる会社」ですか!! 「それは素晴らしい!!」 ・・・ ということで、社名は「ファインズ」になった? これが正しいのかわかりませーん。f(^^;)

 それより、同社のドメインは「https://e-tenki.co.jp/」。「e-tenki」って、おそらく「いー天気!!」と読むのでしょう。社名よりもこちらの方が、面白いですね。ドメインで考えると、気象情報の会社かと思いました。(^^)

IPO Outline

会社名 株式会社 ファインズ [5125]
本店所在地 東京都渋谷区
上場市場 グロース市場
設立年月日 2019年3月15日(実質:2009年5月8日)
業種別分類 情報通信
事業概要 動画制作サービス、動画配信プラットフォームサービス(Video クラウド)、DX コンサルティング
規模 中型(時価総額73.3億円、吸収金額18.9億円)※想定価格ベース
幹事会社 野村、みずほ、SBI、楽天、SMBC日興、東洋、岡三、松井、マネックス
BB期間 9月8日 ~ 9月14日
抽選発表 9月15日
上場予定日 9月28日
同日上場 キットアライブ(5039)
発行株数 4,240,000 株
公開株数 1,173,000 株
公募: 250,000 株 + 売出: 770,000 株 + OA: 153,000 株
(公募内訳:新規株式発行 250,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 65.6 % OR: 26.1 %
想定価格 1,610 円
海外向け販売 なし
難易度 主幹事(野村)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は約798本。
難攻不落の野村で抽選枠が1,000本以下だと、かなり厳しいですね。f(^^;)

事業内容

 創業以来、中小企業事業者や個人事業主などのSMBの領域向けに、モバイルサイトや予約管理システムなどのデジタル化を推進していくサービスを提供。
また、2015年から動画事業に先行投資を行い、動画を制作するだけでなく、視聴データの分析・改善ができるカスタマーサクセス体制を構築し、現在では動画を活用したDXを提供しています。

業 績

回次     第1期 第2期 第3期
決算年月     2019/6 2020/6 2021/6
売上高(百万円) (注) 1,938 2,200
経常利益(百万円) ▲3 209 383
当期純利益(百万円) ▲8 130 257

※単独決算

※注)同社は、2019年3月15日に株式会社エスピーシーとして設立し、2019年6月30日に旧株式会社ファインズを吸収合併し、商号を株式会社ファインズに変更しております。このため、同社の第1期は2019年3月15日から2019年6月30日までとなっています。


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
採用費・教育費 263,300 千円
広告宣伝費 76,500 千円
研究開発費 21,500 千円
361,300 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株
武吉 広大   576,000 株
㈱ EPARK   182,000 株
菊池 芳朋   12,000 株
  770,000 株

VCの有無

VC : 0

売り圧力

発行済株数 4,240,000 株
売出株数 770,000 株
残(株主保有株) 3,470,000 株
・180日ロックアップ 115,700 株
・90日ロックアップ 3,322,700 株
・1.5倍ロックアップ解除① 0 株
・ロックアップなし② 31,600 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) 31,600 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 266,800 株(0 株)

※ストックオプションは、すべて第三者割当です。第三者割当等による募集株式等の割当等に関して、同社は新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っております。このため、行使可能なストックオプションは実質ゼロです


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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