【№1870】
今のところ、単独上場ですね？
同日上場になるかもしれんな？
| 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来･意味
社名の由来は、旧社名が”新興サービス”だったから ･･･ f(^^;)
しかし、旧”新興サービス”は別の会社に吸収されて消滅したのですが、吸収した会社が吸収された会社の社名（商号）に変更。事業内容は同じまま。
結果、設立2014年・実質上の設立1953年になるわけです。実に面倒な話ですが、社名にまつわる会社の沿革等を調べると、このよう社名由来のパターンもあるということです。
旧 新興サービス 沿革
・1953年7月 ”株式会社 新興印刷電信サービスステーション” 創業
・1970年7月 ”谷村新興サービス 株式会社” に社名（商号）変更
・1982年4月 ”新興サービス 株式会社” に社名（商号）変更
・2014年11月 ”新興リボーン 株式会社”と合併。この合併により、旧新興サービス株式会社は消滅
現 SHINKO 沿革
・2014年5月 ”新興サービス 株式会社”の株式の引受けを目的に”新興リボーン 株式会社” 設立
・2014年11月 ”新興サービス 株式会社”に社名（商号）変更
・2020年4月 ”株式会社 SHINKO”に社名（商号）変更
IPO Outline
| 会社名 | 株式会社 SHINKO（しんこー） [7120] |
| 本店所在地 | 東京都台東区 |
| 上場市場 | スタンダード市場 |
| 設立年月日 | 2014年 5月 16日 |
| 業種別分類 | 卸売業 |
| 事業概要 | IT 機器等の保守・販売及び人材派遣 |
| 規模 | 中型（時価総額37.0億円、吸収金額20.7億円）※想定価格ベース |
| 親子上場 | なし |
| 幹事会社（主） | 大和、SBI、松井、楽天、マネックス、丸三、あかつき |
| BB期間 | 3月 6日 ～ 3月 10日 |
| 抽選発表 | 3月 13日 |
| 上場予定日 | 3月 22日 |
| 同日上場 | なし |
| 発行株数 | 1,714,000 株 |
| 公開株数 | 1,005,100 株 公募: 80,000 株 + 売出: 794,000 株 + OA: 131,100 株 （公募内訳：新規株式発行 80,000 株、自己株式処分 – 株） |
| 売出比率,ＯＲ | 売出：79.0% ＯＲ：56.0％ |
| 想定価格 | 2,060 円 |
| 海外向け販売 | なし |
| 難易度 | 主幹事（大和）の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は646本。 抽選枠が1,000本以下だと、かなり厳しいものがあります。f(^^;) |
事業内容
| ・保守サービス事業 全国の病院、クリニックに導入されているＰＨＣ株式会社製電子カルテシステム、レセプトコンピュータ(診療報酬明細書発行システム)を始め、調剤薬局に導入されている同じくＰＨＣ株式会社製電子薬歴システム、薬剤情報システム、自動錠剤包装機、一包化監査システム、医事コンピュータ、注射薬払出システム、適温配膳車等、約３万５千件の保守サービスを受託。 ・ソリューション事業 医療機関、福祉施設、一般企業、官公庁向けにシステムの設計、構築、設置工事、展開管理等のICTサービスを提供、また顧客の要望に合わせた機器の提案、販売。 ・人材サービス事業 IT機器の保守、点検、修理を行うカスタマエンジニア（以下、「CE」といいます）、システムの設計や、ネットワークの設計・構築、派遣先企業のフロント営業のサポートを行うシステムエンジニアを派遣。 ・事業別売上高内訳（第8期） 保守サービス事業：4,359百万円（31.4%） ソリューション事業：7,332百万円（52.8%） 人材サービス事業：2,195百万円（15.8%） |
業 績
（単独決算）
| 回次 | 第4期 | 第5期 | 第6期 | 第7期 | 第8期 |
| 決算年月 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 |
| 売上高（百万円） | 10,863 | 12,169 | 13,357 | 12,684 | 13,886 |
| 経常利益（百万円） | 371 | 417 | 636 | 478 | 613 |
| 当期純利益（百万円） | 250 | 246 | 420 | 237 | 424 |
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
| 充当先（予定） | 金額 |
| テクニカルセンター拡張のための設備資金 | 96,000 千円 |
| 業務システム更新のための設備資金 | 64,800 千円 |
| 計 | 160,800 千円 |
主要株主と保有株数・保有割合
| 株主 | 関係 | 保有株数 | 保有割合 |
| 株式会社 ヒューマンサービス | 親会社※ | 1,116,000 株 | 63.63% |
| PHC 株式会社 | その他関係会社（主要取引先） | 296,000 株 | 16.88% |
| 福留 泰蔵 | 代表取締役社長 | 112,000 株 | 6.39% |
| 他7名 | 230,000 株 | 13.10% | |
| 計 | 1,754,000 株 | ||
上記※は、役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社です。
売出株放出元
| 株主 | 関係他 | 売出株数 |
| 株式会社 ヒューマンサービス | 上記参照 | 764,000 株 |
| PHC 株式会社 | 上記参照 | 30,000 株 |
| 計 | 794,000 株 |
VCの有無
| VC ： 0 |
売り圧力
| 発行済株数 | 1,714,000 株 |
| 売出株数 | 794,000 株 |
| 残（株主保有株） | 920,000 株 |
| ・180日ロックアップ | 920,000 株 |
| ・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
| ・ロックアップなし② | 0 株 |
| 上場初日に売却可能性のある株数（①+②） | 0 株 |
ストックオプション（新株引受権）
| ・ストックオプション（行使可能） | 40,000 株（0 株) |
※ロックアップ期間中、ストックオプションはすべて新株予約権および新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しているため、行使可能なストックオプションは実質ゼロ。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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