【考察】 IPO投資を “おみくじ” で占う際に …

【№1936】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

IPO投資は、もはや神頼みですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

いやいや、”おみくじ”の考え方じゃ!!

はじめに

 読者様は初詣に行かれましたか? IPO愛好家である読者様の中には、2024年のIPO投資を”おみくじ”で占った方もいらしゃるかもしれません。ところで、結果はどうでしたか? (^^)

“おみくじ”を引く場所といえば、神社・お寺ですね。いつ行くのかかといえば ・・・ ? 行く理由(複数回答可のアンケート結果)を調べたところ、1位:初詣(64.8%)、2位:観光旅行のついでに行く(25.1%)、3位:願い事をするため(21.7%)と、初詣が断トツの1位です。初詣でおみくじと思うのは自然な流れだったということなので、ブログとしては”おみくじ”はタイミング的には悪くありません。f(^^;)

“おみくじ”は、何を占っているか?

 一般的に “おみくじ” は、個人の運勢や吉凶を占うために用いられているのですが、いつのこと(時間軸)を指しているのか? これけっこう勘違いしている方が多いようです。“おみくじ”は、『未来』ではなく『現在』の状態を占っているのです。占いというよりは、『神仏の意思を伺うことのできるくじ』と言った方が適切かもしれません。

『大吉』が出たら、『明るい未来が待っている ・・・ ウフフ。』と嬉しい気持ちになりますが、違います。今(今まで)が大吉だったことです。今が一番運勢が良い時期であり、これから運気が下がるという意味合いがあるので手放しでは喜べません。神様は、『慢心せず生活していくことが大事だぞ!!』と言っているわけです。IPO的に解釈すれば『申込の確認はしたか!! 漏れていないか!!、抽選結果の確認はきちんとやったか!!』 … ですかね。

逆に『凶』だったらガックリ!! ですが、これは悲しむことはありません。れ以上運気が下がることはない、これから運気が上がっていくという意味合いがあります。むしろ『凶』が出た時こそ喜ぶべきなのでしょう。(^^) 

“おみくじ”で『大吉』の出る確率は?

 以上のようなことを書いているとだたの時事ネタになってしまいますが、ここはIPOブログです。ここからが、本番です。(^^)

IPO愛好家が気になるのは、IPOの当選確率。しかし、その当選確率といえば ・・・ ムムムf(^^;) では、”おみくじ”で『大吉』の出る確率は? 調べてみたら意外なlことがわかりました。都内有数の観光名所、浅草の浅草寺(せんそうじ)の”おみくじ”を見てみることにします。

浅草寺

種類 割合
大吉 17%
半吉 5%
 小吉 4%
35%
末小吉 3%
末吉 6%
30%

 この割合ですが、実は”おみくじ”の起源に秘密がありました。”おみくじ”の創始者は、元三慈恵大師良源上人(912~985)という偉いお坊さん。”おみくじ”にもルールがあって、『吉凶は80%(大吉:16%・吉:35%・凶:29%)、それ以外は20%にする』がその内容です。

この配分が基本なのですが、『凶』はイメージが悪いため、『凶』を減らしているところもけっこうあります。浅草寺は、『大吉:17%・吉:35%・凶:30%、計82%』。浅草寺の”おみくじ”は凶が出やすいという噂があるそうですが、真面目にやっているということなのです。

管理人の独り言

 IPOで言い換えれば、大吉=当選、吉=補欠、凶=落選になるでしょうか。当選(大吉)の出る確率は最も低いですね。それでも、17%とは羨ましいですが ・・・ 。f(^^;)

ならば、IPO愛好家が浅草寺の”おみくじ”で狙うのは、『大吉』。いやいや、この流れからは『凶』… なのですが、IPOの当選確率から考えると、ここは『出現確率3%の末小吉』ではないでしょうか。”おみくじ”は持ち帰らず神社・お寺の木の枝に結ぶ … 。実はこれも決まりはありません。『末小吉』が出たら是非財布に入れて持ち帰りましょう。(^^)

 すべての読者様が浅草寺のお近くに住んでいるわけもありませんので、参考までにいろいろと主だったところを調べてみました。

大阪・住吉大社

種類 割合
大吉 18.75%
中吉 25.0%
小吉 37.5%
12.5%
大凶 6.25%

名古屋・熱田神宮

種類 割合
大吉
中吉
小吉
半吉
末吉

福岡・太宰府天満宮

大吉 10%
17%
中吉 35%
小吉 12%
末吉 26%

 よく見ると、”おみくじ”の種類はバラバラです。面白いことに、熱田神宮と太宰府天満宮には『凶』がありません。
『凶』がない理由は不明ですが、熱田神宮は織田信長が「桶狭間の戦い」に挑む前に戦勝を祈願したことで有名です。あの信長ですから、”おみぐじ”をひいて『凶』が出ようものなら『坊主は皆殺し、神社は焼き討ち』にもなりかねません。だから『凶』がない。… あくまで管理人の勝手な妄想ですよー。f(^^;)
なお、熱田神宮の割合は『中吉』が最も多く、その次は『小吉』と続くようですが、割当等の詳細はわかりませんでした。

 なんにせよ、IPO投資でおみくじをひくのであれば、運が向上していく『凶』、または『割合の少ないもの』が出てくれた方が良いと管理人は思います。

ブログ効果

 余談ですが、管理人がブログを書く際、かなりの時間を情報収集に費やします。この結果、ブログには書かれませんが、いろいろなことがわかります。
例えば今回、浅草寺の”おみくじ”を調べていて、浅草寺って『せんそうじ』と読むのだけれど、『あさくさでら』とは言わないよね。… などの素朴な疑問が湧いて、それを調べてしまいます。

せっかくなので、ご紹介させていただくと、答えは『お寺だから』。お寺は、仏様が祀られている場所。仏教は、おもに中国を経由して日本に伝来しました。その影響で、お寺の名前には中国の漢字の読み方である音読みが使われることが多い
その証拠に、浅草寺の隣には浅草神社がありますが、読み方は「あさくさじんじゃ」。神社は、日本古来の神様を祀っている場所なので、読み方も日本古来の和語や大和言葉(やまとことば)にならった「訓読み」となることが一般的

 とはいえ、例外もあります。京都の清水寺は『きよみずでら』の訓読み。『せいすいじ』の音読みではありません。清水寺の学芸員さんによると、清水寺が建った9世紀初めごろは「北観音寺(きたかんのんじ)」という音読みの名前がついていたそうで、創建にかかわった2僧侶が出会った「音羽の滝」に流れる水の清らかさが有名となり、いつしか寺自身が「きよみずでら」と訓読みで呼ばれるようになったとされている。さらに寺のある一帯も地名として「きよみずさん」と訓読みが定着していった。… とのこと。

お寺は、基本『音読み』。神社は『訓読み』。と、その理由。管理人、この年になるまで知りませんでした。… というか、こんなのばかり調べてPCを長時間見ているのですから、目が痛くなるわけです。ほどほどにしないと、また『運営元の体調不良のため、一時休止』になりかねません。漫画家の休止理由みたいで、笑えますが 。f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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