【承認】”サークレイス” 難易度と売り圧力

【№1252】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

小型で、売出株式ゼロのIPOです。
初値は期待しても良いですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

期待しても良かろう。
しかし、想定価格が安価なので、あまり利益は出ないじゃろう!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社の設立時(1987年)の社名は、”株式会社 パソナテキーラ”。その名の通り、パソナグループの会社(持ち分法適用会社)です。同社の発行株式総数の39.74%をパソナグループが所有。

さて、同社は2020年7月に”サークレイス 株式会社”へ社名(商号)変更をしていますが、この社名は英語の”circle”と”ace”をつなぎ合わせた造語。「さまざまな分野のすぐれた人々が集って知恵を出し合いながら、最先端のテクノロジーを活用して、社会をより良くしていく仕組みを提供していきたい」という思いを社名に込めたとのことです。(^^)

IPO Outline

会社名 サークレイス 株式会社 [5029]
本店所在地 東京都千代田
上場市場 グロース市場
設立年月日 2012年11月1日
業種別分類 情報通信
事業概要 クラウドシステムの導入運用支援・自社開発のクラウドシステムの提供
規模 小型(時価総額29.1億円、吸収金額6.1億円)※想定価格ベース
上場予定日 4月7日
幹事会社 大和、野村、日興、みずほ、SBI、楽天、松井、いちよし
BB期間 3月28日~4月1日
抽選発表 4月4日
発行株数  3,350,000 株
公開株数 1,035,000 株
公募: 750,000 株 + 売出: 0 株 + OA: 112,500 株
(公募内訳:新規株式発行 750,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 0.0 % OR: 21.0 %
想定価格 710 円
海外向け販売 なし
難易度 大和証券(主幹事)の予想抽選枠は、555本(現時点)。
この抽選枠だと、当選は難しいですね。f(^^;)

事業の内容

 事業として、デジタルプラットフォーム事業の単一セグメントとして、「Salesforce」を中心としたクラウド先端技術を用いた導入支援や自社サービスの展開を行っています。

業 績(単独)

回次 第5期 第6期 第7期 第8期 第9期
決算年月 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
売上高(百万円) 974 1,300 1,609 1,756 1,813
経常利益(百万円) ▲140 153 144 ▲122 ▲29
当期純利益(百万円) ▲140 152 150 ▲93 ▲63


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
人員増強費 183,000 千円
借入金の返済 155,000 千円
オフィス移転費 100,000 千円
IT関連費 30,000 千円
教育費 27,000 千円
採用費 25,000 千円
広告宣伝費 82,000 千円
602,000 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株数
    – 株
  – 株

VCの有無

VC : 0

売り圧力

発行株数 3,350,000 株
売出株数 0 株
残(株主保有株) 3,350,000 株
・180日ロックアップ 3,275,000 株
・1.5倍等解除① 0 株
・ロックアップなし② 75,000 株
・第三者割当増資③ 75,000 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②-③) 0 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 273,900 株(– 株)


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新型コロナウイルス(オミクロン型)の感染は、
ピークアウトしたのでしょうか?
まだまだ気を緩めてはいけませんね。
日々基本的な感染防止に努めましょう!!

2つのブログランキングに登録しています。
記事が面白かったら、応援の意味で下記の
このブログに投票」をクリックしてくださいね。(^^)