【№1945】
急成長のIPOですが、初値はどうでしょうか?
1.5倍でロックアップ解除される株数が、公開株数の1.4倍もあるぞ。
仮条件
強気な仮条件ですが、公開価格が仮条件の120%になることはありません。
想定価格 | 2,760 円 | ①仮条件下限 > 想定価格 ②仮条件下限 = 想定価格 ③仮条件上限 > 想定価格 > 仮条件下限 ④仮条件上限 = 想定価格 ⑤仮条件上限 < 想定価格 |
仮条件 | 2,790 円 ~ 2,990 円 | |
ステータス | ⑤ | |
公開価格レンジ | 2,790 円 ~ 2,990 円 | 仮条件下限の80%以上、上限の120%以下 なし |
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
日興 | 1,019,400 株 | 92.0% | 816 本 | 厳しい | ○ | |
・ステージ | 408 本 | |||||
野村 | 38,800 株 | 3.5% | 36 本 | ほぼムリ | ○ | |
大和 | 11,100 株 | 1.0% | 10 本 | ほぼムリ | 〇 | |
三菱 | 11,100 株 | 1.0% | 10 本 | ほぼムリ | ○ | |
マネックス | 5,500 株 | 0.5% | 50 本 | ほぼムリ | ○ | |
松井 | 5,500 株 | 0.5% | 50 本 | ほぼムリ | ○ | |
楽天 | 5,500 株 | 0.5% | 50 本 | ほぼムリ | ○ | |
東海東京 | 5,500 株 | 0.5% | 4 本 | 絶望的 | ー | |
岩井コスモ | 5,500 株 | 0.5% | 5 本 | 絶望的 | ー | |
auカブコム | – 株 | -% | 5 本 | 絶望的 | ー | |
大和コネクト | – 株 | -% | 1 本 | 口座なし | ー | |
計 | 1,107,900 株 | 100% |
※その他にOAが、[166,100株]あります。
事業詳細
事業概要は『製造業向けAIソリューションの提供』ですが、いまいちわかりにくいので詳細を掲載します。
製造業界向けAI(人工知能)ベンチャー。外観検査などの製造工程を自動化・省力化するプロダクトの開発・販売と、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進のためのコンサルティングを展開している。
社名は、「Value(付加価値)」「Brain(知恵)」「Solution(問題解決)」を由来とする。1.AIシステム
汎用性の高いAIシステムを企画・研究・開発し、周辺のハードウエアと組み合わせて提供している。具体的にはAI外観検査システム「Phoenix Vision/Eye」を開発・販売しており、カメラやセンサーの撮像機器などと組み合わせて提案・提供している。常時10~15名で目視検査していた工程を無人化でき、自動車業界や食品業界を中心に2023年2月期期までに累計69社に販売した。2.DXコンサルティング
AIやIoT(モノのインターネット)などの新しい技術を活用したDX推進を支援するサービスを提供している。2023年2月期の売上高構成比は、AIシステム56.9%、DXコンサルティング43.1%。主な販売先はアイシン21.7%。
トレイダーズウェブ IPO銘柄詳細より
管理人の独り言
ー 初値予想のネタ -
・テーマ : AI、DXは悪くない。
・業績 : 売上・利益とも右肩上がり。
・吸収金額 : 38.1億円(公開価格が仮条件の上限の場合)。グロース市場へ上場するIPOとしては中位で、荷もたれ感はありません。
・売り圧力 : 公開株数(公募+売出+OA)は、1,274,000株。ところが、1.5倍ロックアップ解除が公開株数の1.4倍(1,781,100株)もあります。これは初値に影響しそうですね。f(^^;)
・想定価格 : 割安感なし。・・・ というか、割高に感じます。
ー BBスタンス -
初値が公募割れするIPOとは考えられないので、予想抽選枠10本以上のところに申し込みます。初値は売り圧力から公開価格の1.5倍程度と予想すると、初値売り収益は約15万円。これくらいのIPOには当選したいものですね。
主幹事のSMBC日興証券の申込受付番号は後日アップする予定ですが、申込者が5万人で当選確率は約1.6%。運があれば ・・・ ですが、当選できる気がまったくしません(本音)。(>_<)
会社設立が2020年。代表は31歳と若い。そして、上場時の時価総額は302.3億円(公開価格2,990円で想定)と500億円未満。成長性があり今後が期待できます。ならば、落選時にはセカンダリーで ・・・ なのですが、公開価格の1.5倍でロックアップが解除される株数が気になります。ここは大人しく静観すべきでしょう。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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