特徴
関通の株主に”楽天”があります。同社事業(物流分野)で資本業務提携契約を締結しているというわけです。 幹事会社に楽天証券があってもよいのでは?と思いますが・・・(^^;)
マザーズ上場の小型案件です。事業はEC配送センター業務代行なのですが、関連していろいろやっいます。倉庫管理システム「クラウドトーマス」、チェックリストシステム「アニー」開発・販売などです。
ECは、ひとつのテーマです。過去のIPOでは、BASE【4477】2019年10月マザーズ上場。事業は「Eコマースプラットフォーム『BASE』およびオンライン決済サービス『PAY.JP』の運営など」。ファイズ【9325】2017年3月マザーズ上場(現在は東証一部)。事業は「EC運営企業の物流センターの管理・こん包などから配送まで一貫して業務を請け負う事業」がありました。確かにひとつのテーマ(物流といえばEC)ではありますが、初値高騰はどうでしょうか? 想定価格が安価なのでブレイクするかも?・・・ですね。(^^;)
さて、IPOの特徴としては前述のとおりですが、同社の最も特徴的なことは、同社代表取締役は達城久裕(タツシロ ヒサヒロ)氏で、創業から一代で築いた会社であること。 達城氏は大阪出身ですので、”いわゆる叩き上げの関西商人”ということです。(^^)
まったく個人的な話ですが、達城氏と管理人は同い年です。また達城氏は大阪市出身とのこと。管理人は小学校2~4年生時、同市住吉区(長居)の小学校に通っていました。
同級生ではないのですが(50年前ですので、さすがに同級生全員の名前は覚えていませ~ん)、当時市内ですれ違っていたかもしれません。親近感がわき、応援したくなります。(^^)
社名由来
有限会社軽サービス(1986年)→関西商業流通株式会社(1996年)→株式会社関通(2009年)と、事業の変化に伴い社名も変わりました。現在の社名は、前社名の”関西商業流通”からとったものと推察します。まぁ、関通(かんつう)のほうが、覚えやすいし、言いやすいですね!(^^;)
関空(関西国際空港)の開港は、1996年(平成6年)。前社名と同年です。
おそらく、会社名をいうとき、
”関空でなく関通です!”
なんていっていたかも?・・・ムムム(^^;)
新規上場会社概要
コード:社名 | 9326 株式会社関通(カンツウ) |
英文社名 | KANTSU CO.,LTD |
会社URL | https://www.kantsu.com/ |
上場承認日 | 2020年2月13日(木) |
上場予定日 | 2020年3月19日(木) |
上場市場 | マザーズ |
設立 | 1986年4月28日 |
事業内容 | 主にEコマースを展開する顧客の配送センター業務を代行する「EC・通販物流支援サービス」等 |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
業績 | 売上は右肩上がりであるが、利益はそこそこあります。特に2018年から伸びています。(経費の大半は発送運賃及び運送費用) 黒字上場です。(^^) |
発行済株式総数 | 2,275,000株(2020年2月13日現在) |
仮条件決定日 | 2月28日(金) |
BB期間 | 3月3日(火)~3月9日(月) |
公開価格決定日 | 3月10日(火) |
公募株数 | 600,000株 |
売出株数 | 250,000株(売出株比率:29.4%) |
OA | 127,500株 |
売出放出元 | 筆頭株主のロジ・エステート社より150,000株、同社代表取締役 達城久裕氏より100,000株(計100%)放出 |
VC | 株主にVCなし(^^) |
ロックアップ | 株主10位(楽天・紀陽銀行除く)に180日のロックアップあり |
OR | 34.0% ※3年平均(2016-18) 27.5% |
想定価格 | 470円 |
吸収金額 | 約4.6億円(想定価格ベース) |
手取金の使途 | EC・通販物流支援サービスにおけるソフトウエアのバージョンアップ、新設の物流センターの物流設備及び付帯設備の一部充当する予定 |
取扱証券会社 | 主幹事:みずほ 平幹事:SBI、SMBC日興、エース、マネックス、岡三、極東、岩井コスモ、ムサシ 委託幹事:岡三オンライン |
IPOスケジュール(全体)
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