【分析】東証 ”上場基準を緩和”

IPO日程(全体)

 本日(18日)の日本経済新聞に【東証、上場基準を緩和】の記事を見つけました。既にお読みになられた方も多いと思います。(^^)

新規上場は原則、企業が安定した利益を計上できていることが、条件になります。新型コロナウイルスで一時的に業績が悪化している場合は、この影響を排除して審査する。つまり、収益性の基準を緩和するということです。

今回は、実体経済に与える影響の大きさが見通しにくいため、予防的に対策(特別措置としての安全網)を取るという側面が強いです。

この影響の大きさが見通しにくいというのは、過去の事例が参考にならない背景があります。2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震でも東証は、上場基準を緩和する特別措置を実施してきました。これらは、災害で企業の設備が損害を受けた事例ですが、今回は違います。

なお、世界的に株価が急落していることを踏まえ、早期回復が見込めない場合は、時価総額基準の緩和も検討するようです。

 企業側からの新規上場。我々側からの投資(抽選応募)としてのIPO。どちらも、暫くは混乱が継続することが予想されます。手を打つことにより、新規上場数の激減を防ぎたいという東証の意図は明確ですね。効果の出ることを期待しましょう。

前回の記事でも触れましたが、リーマンショック以降の激減は凄まじかったですね・・・ムムム(^^;)

それにしても、本日も2社(アールプランナー、さくらさくプラス)が上場承認されました。承認申請をされていたとしても、この状況下です。企業概要は吟味していませんが、ビジネス展開に自信ありなのでしょうか? 期待できたりして。(^^)

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では、また・・・(^^)/~~

効果に期待

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