【考察】6月度IPOラッシュの謎?

【№775】

年間を通して3月・6月・9月・12月は
新規上場承認が比較的多いのですが、
例年にない今回の6月IPOラッシュの原因を
考察してみます。

昨日も2社の承認があり、6月度上場予定は21社です。
※リート投資法人を含む

過去20年間と比較すると!?

過去20年間を振り返ると、
6月度の新規上場承認数21社は、歴代2位です。
※5月25日時点

トップは2006年度の28社なのですが、
2001年~2007年は年間新規上場承認数が
100社を超えていたことを考慮すれば、
ある意味で実質トップと言えるかも?
※6月度承認数 ÷ 新規上場承認数(年間)

6月度IPOラッシュの謎?

例年にない今回のIPOラッシュです。
何が起こったのでしょうか?

管理人には気になることがあります。

それは、「東証の市場再編」。
ご存知の通り2022年4月4日より
プライム市場・スタンダード市場・グロース市場に
再編されます。

ー 市場選択に係る手続きの概要 -
2021年6月末日を移行基準日とし、
上場会社に対して当該移行基準日の時点で
新市場区分の上場維持基準に適合
しているか否かを7月末までに通知する。

9月1日から12月30日までに上記3市場の
いずれかの市場を選択し、東証に申請する。

移行基準日において新市場区分の
上場維持基準に適合していない場合は、
追加の手続きが発生する。


7月以降の上場もあるわけですが、
6月30日までに上場しておくと
手続が違ってくるのでしょうか?

今回、6月の新規上場承認が増えたのは
この移行基準日の影響?
7月・8月上場を計画していた会社が、
前倒ししたのかも? f(^^;)


前倒しならば、本日も
6月30日上場の新規承認が
あるかもしれません!?


原因が何であれ、
6月は読者の皆様は忙しい月に
なりそうです。
このラッシュで当選をゲットしたいですね!!

反面、
ブロガーは記事のアップに追われ
たいへんなんですよー!!
唯一の回復薬は当選なのですが、
昨日の抽選も全滅だー!!
… あはは f(^^;)

管理人の独り言

さて、市場再編後のIPOは、
どのようになっていくのでしょうか?

今回の再編により、
市場では上場を急がず未上場で大きく成長してから
上場する企業(大型IPO)と、
資金調達を求めて早期に上場する企業(早期IPO)
への二極化が進む

という考えもあるようです。

IPOの当選は難しくなるばかりなので、
新規上場数(=抽選回数)が増えて欲しいものです。

では、また(^^)/~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ワクチン接種が開始されましたが私はいつ!?
気を緩めることなく、ストレスを溜めずに
日々基本的な感染防止に努めましょう!!
貯めて良いのは「IPOチャレンジポイント
・・・あははf(^^;)

手洗いは有効ですね!!

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