【承認】サイエンスアーツ

【№1025】

冒険者

驚きました!!　またまた、岡三証券が主幹事です。
これは岡三証券対策を真剣に考えた方が良いのでしょうか？

大賢者

年間の主幹事が5回（社）を超えるようだったら、考えても良いじゃろー!!
しかし、公開株数が極少だと、どこが主幹事でも難易度は高いぞ!!

社名由来･意味

　サイエンスアーツは、ScienceとArtsの英語読みです。
全ての人間の営む知的活動には科学的・論理的に説明はできて、（原理的には）万人が可能な「サイエンス」の部分と、科学的・論理的に説明することが難しく、誰にでも再現することができるわけではない個人技である「アート」の部分が存在します。「テクニカル的に完璧な science に、無駄のなくシンプルに美しい arts を加えることで、” 真の完璧 “に近づける」という思いもあります。

～同社公式サイトより抜粋～

　同社は2019年10月に、旧社名：株式会社シアンス・アールから社名変更しています。
“シアンス・アール”は何かというと、Science（サイエンス）、Arts（アート）のフランス語読み。

随分長く社名変更・意味のコーナーをやってきましたが、フランス語から英語読みの社名（商号）変更する会社は、これが初めてです。… あはは f(^^;)

IPO Outline

会社名	株式会社サイエンスアーツ [4412]
本店所在地	東京都新宿区
上場市場	マザーズ
設立年月日	2003年9月19日
業種別分類	情報通信
事業内容	デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売
規模	超小型IPO（時価総額50.7億円、吸収金額3.8億円）※想定価格ベース
上場予定日	11月24日
幹事会社（主）	岡三、大和、SBI、SMBC日興、三菱UFJモルガン･スタンレー、岡地、マネックス、楽天、エイチ･エス、むさし
BB期間	11月4日～11月10日
抽選発表	11月11日
発行株数	3,356,000 株
公開株数	253,000 株公募:200,000 株 + 売出:20,000 株 + OA:33,000株
売出比率：ＯＲ	売出: 7.9 %　ＯＲ: 7.1 %
想定価格	1,510 円
海外向け販売	なし
評価（難易度）	主幹事岡三の予想抽選枠は約178本。これだけ少ないと超難関!! … あはは f(^^;) と笑うしかないです。

業　績
（単位：百万円）

単独	2016/8	2017/8	2018/8	2019/8	2020/8
売上高	90	103	144	179	223
経常利益	2	▲25	▲34	▲95	▲92
当期純利益	3	▲25	▲35	▲96	▲92

経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

－　継続的な先行投資と赤字計上について　－

　2017年８月期からはサービス開発のためのエンジニア採用、顧客拡大のための営業人員の採用、知名度向上のためのマーケティングなどの先行投資を継続的に行うことなどによって営業赤字及び営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが継続しており、2020年8月期の財務諸表上において繰越欠損金となっております。今後においてもサービス開発を継続し、顧客企業基盤の拡大に注力する方針により一定期間において営業赤字及び営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが継続することを想定しておりますが、想定通りに新規ユーザーが獲得できる保証はなく、営業赤字が想定を超えて継続する可能性があります。

欠損金とは、赤字の金額のこと。つまり、同社は2021年度8月期に赤字を繰り越しているということです。

手取金の使途

充当先（予定）	金額（千円）
人件費、人材採用費、賃借料	256,839
人員増に伴うオフィスの拡張	16,000
計	272,840

売出株放出元

株主	関係	売出株数
平岡秀一	代表取締役社長	20,000 株
	計	20,000 株

VCの有無と上場初日に売出可能な株数

発行総株式数：3,356,000株
売出株数：20,000株（0.6%）
VCは2社
180日ロックアップ：312,400株
90日ロックアップ：2,904,600株
ロックアップはないが、継続保有（確約済）：119,000株（結果的に、ロックアップなしは0株）
1.5倍でロックアップ解除される株数：0株
新株引受権（ストックオプション）発行：108,790株。行使可能：153,600株

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。