【№1085】
“ZEALS”って何と読むのですか? ”ゼアルス”ですか?
“ジールス”と読むのだが、”ZEAL”(英語)の発音は”ズィオ”と聞こえる。
カタカナとネイティブの違いかのう?
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
同社設立時(2014年4月)の社名は、”株式会社Zeals”。・・・ あれれ、小文字? 2018年12月、社名を現在の”株式会社 ZEALS”に変更。社名の由来は、”熱狂“。”ZEAL”(英語)の直訳は、”熱意”。f(^^;)
さて、同社の沿革を見ていてたいへん面白いことに気がつきました。事業は「チャットボットを活用した会話型広告サービス事業」なのですが、旧サービス名は”fanp“(ファンプ)。2019年9月13日より、サービス名を改め、社名の「ジールス (Zeals)」へ変更。
普通は、製品名・サービス名に社名を変更する会社が多いのですが、逆です。いろいろと社名を調べてきましたが、初めてのパターンですね。… あはは f(^^;)
IPO Outline
会社名 | 株式会社 ZEALS [9255] |
本店所在地 | 東京都目黒区 |
上場市場 | マザーズ |
設立年月日 | 2014年4月1日 |
業種別分類 | サービス |
事業内容 | チャットボットを活用したチャットコマース事業 |
規模 | 大型IPO(時価総額233.2億円、吸収金額130.4億円)※想定価格ベース |
上場予定日 | 12月23日 |
幹事会社(主) | 大和、クレディ・スイス、三菱UFJモルガン・スタンレー、 SBI、松井、楽天、マネックス |
BB期間 | 12月8日~12月14日 |
抽選発表 | 12月15日 |
発行株数 | 12,740,000 株 |
公開株数 | 8,524,700 株 公募: 2,500,000 株 + 売出: 4,912,800 株 + OA: 1,111,900 株 (公募内訳:新規株式発行 2,500,000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 57.6 % OR: 55.9 % |
想定価格 | 1,530 円 |
海外向け販売 | あり |
難易度 | 海外向け販売を50%として、共同主幹事(大和証券)の 予想抽選枠は、約2,289本(現時点)。 ちょっぴり期待できそうですが、海外次第かな? … あらら f(^^;) |
業 績
単独 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 |
売上高(百万円) | 10 | 65 | 306 | 743 | 1,378 |
経常利益(百万円) | ▲11 | ▲79 | ▲245 | ▲328 | 195 |
当期純利益(百万円) | ▲11 | ▲79 | ▲247 | ▲329 | 191 |
先行投資による財務的影響について
当社のビジネスモデルは開発費用やクライアント及びユーザーの獲得費用が先行して計上される特徴がありますが、継続的な成長のため、事業に対する投資を積極的に実施していくことが必要であると考え、今後も事業成長のための投資を進めていく方針であります。2021年3月期においては、継続的に利用するクライアントが増加し、継続利用で蓄積される会話データを分析しシナリオ改善することによるCVR向上等により収益が積み上がり、当期純利益を計上しております。 一方で、2022年3月期第2四半期累計期間においては、新業界への展開に係るマーケティング費用・人件費等の先行投資等により経常損失を計上し、営業キャッシュ・フローはマイナスの状況となっております。 |
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
人件費の増加分 | 3,526,000 千円 |
業務委託費・非正規社員人件費の増加分 | 817,000 千円 |
採用費 | 280,000 千円 |
オフィス移転に伴う地代家賃の増加分 | 287,000 千円 |
サーバー代の増加分 | 156,000 千円 |
広告宣伝費 | 104,000 千円 |
研究開発費・海外展開費用 | 48,000 千円 |
借入金返済 | 251,000 千円 |
計(四捨五入で誤差あり) | 5,472,000 千円 |
売出株放出元
株主 | 関係 | 売出株数 |
㈱フリークアウト・ホールディングス [6094] | 下記参照 | 1,864,300 株 |
ジャフコ SV5 共有投資事業有限責任組合 | VC | 1,628,400 株 |
㈱サイバーエージェント [4751] | 552,000 株 | |
清水 正大 | 代表取締役 | 316,900 株 |
ジャフコ SV5 スター投資事業有限責任組合 | VC | 294,000 株 |
FreakOut Shinsei Fund 1号投資事業有限責任組合 | VC | 130,000 株 |
㈱ウィルグループ [6089] | 127,200 株 | |
計 | 4,912,800 株 |
フリークアウトグループとの関係について
当社のその他の関係会社である株式会社フリークアウト・ホールディングスが当社の発行済株式総数の24.4%を保有しており、当社は同社の持分法適用関連会社となっておりますが、上場時には、株式会社フリークアウト・ホールディングスの当社株式の売出し及び当社の公募増資により、株式会社フリークアウト・ホールディングスの持株比率は20%未満になることで株式会社フリークアウト・ホールディングスの持分法適用関連会社から外れる予定です。 なお、当社が同社に対して事前承認を必要とする事項はなく、当社は独自に経営の意思決定を行っております。 また、当社は株式会社フリークアウト・ホールディングスの子会社である株式会社フリークアウトとの間で広告売上取引を行っており、今後も継続していく方針であります。取引実施においては、取引の合理性及び取引条件の妥当性を検討した上で決裁を得ることとし、取引の健全性及び適正性を確保しております。 |
VCの有無
VC : 5 |
売り圧力
発行株数 | 12,740,000 株 |
売出株数 | 4,912,800 株 |
残(株主保有株) | 7,827,200 株 |
・180日ロックアップ | 7,387,200 株 |
・1.5倍等ロックアップ解除① | 0 株 |
・ロックアップなし② | 440,000 株 |
・第三者割当③ | 440,000 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②-③) | 0 株 |
・ストックオプション④(行使可能) | 1,110,400 株(474,000 株) |
・第三者割当⑤ | 1,108,800 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(④-⑤) | 1,600 株 |
ストックオプションを計算しましたが、???(計算が合わない) 行使可能がほどんどないことがわかれば、OKとしましょう。・・・ あらら f(^^;)
ざっと計算してみると、売り圧力はほぼゼロですね。f(^^;)
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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