【分析】IPO(値嵩株)の初値はどうなる?

【№1146】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

12月22日は、値嵩株の”THECOO“が上場します。
“THECOO”の公募価格って、歴代でどうなんですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

直近11年間で、1位。
それどころか、公募価格7,000円台は初めてじゃ!!

はじめに

 2021年のIPOで公募価格の最高と言えば、”THECOO”ですね。申込資金(=仮条件の上限)が 72万円も必要になることから、管理人は「BB参加者が少なくなるのでは?」で申し込んだのですが、全滅でした。海外向け販売も実施され、売出株数の50%以上になりました。値嵩株でしたが、海外からそれなりに評価されたと言って良いのでしょう。(^^)

ー 国内・海外販売株数&比率 -

 国内海外
公募200,000株100%-株-%200,000株
売出134,400株44.7%166,300株55.3%300,700株
OA75,100株100%-株-%75,100株
409,500株71.1%166,300株28.9%575,800株


 決定した国内・海外販売株数&比率から逆算して、共同主幹事(みずほ証券・大和証券)の国内向け割当株数・予想抽選枠を再計算してみたら ・・・ ?

共同主幹事割当株数予想抽選枠
みずほ証券181,200株167本
大和証券117,000株102本


 いやいやいや ・・・。BB参加者が減ったとしても、この本数では当選はムリでした。あれ~!! f(^^;)
ご当選された読者様には、心よりお祝い申し上げます。!(^^)!

IPO(値嵩株)の初値傾向は?

 IPO(値嵩株)の初値傾向を分析してみましょう。

・対象銘柄 : 公募価格が5,000円以上になったIPO
・対象期間 : 2011年~2020年の10年間 + 2021年

5,000円台6,000円台7,000円台
8社3社1社12社

※2011年、2012年、2013年、2015年は、該当するIPOはありませんでした


 それほど多くないと思っていましたが、やはり少ないですね。しかし、公募価格7,200円、申込資金が72万円必要だった”THECOO”は、記録・記憶に残るIPOになりましたね。(^^)

ー 値嵩IPO一覧 -

上場年銘柄公募初値利益騰落率
2021年ファブリカコニュニケーションズ6,000円6,900円90,000円+15.0%
 ビジョナル5,000円7,150円215,000円+43.0%
2020年インバウンドテック5,700円7,300円160,000円+28,1%
2019年Welby5,200円18,030円1,283,000円+246.7%
2018年MTG5,800円7,050円125,000円+21.6%
2017年ティーケイーピー6,060円10,560円450,000円+74.3%
2016年キャリアインデックス6,060円6,150円9,000円+1.5%
アトラエ5,400円12,720円732,000円+135.6%
2014年GMO TECH5,800円13,640円784,000円+135.2%
メディカル・データ・ビジョン5,180円12,220円704,000円+135.9%
トレックス・セミコンダクター5,000円4,480円▲52,000円-10.4%

※利益は初値売却で100株の場合です。


 過去実績を見れば、公募価格5,000円以上の値嵩株11社中、公募割れしたのは1社だけ。値嵩株だけに、初値の騰落率が10%でもそれなりの利益が出ます。逆に公募割れした場合は悲惨。(>_<)

上記の数値だけではわかりませんが、各社の特徴を上げると ・・・。

・市場 : 上場した市場は、マザーズ、JASDAQだけ
・公募価格 : 仮条件の上限ですべて決定している
・吸収金額 : 騰落率が100%以上(初値は公募の倍以上)は、吸収金額が20億円未満

表には記載していませんが、実はたいへん面白いことあります。それは、「IPOブロガーの評価」。
騰落率が100%以上になったIPOの事前評価は「A」。唯一公募割れした”トレックス・セミコンダクター”の事前評価は最低でした。

やはり著名なIPOブロガーさんの評価は、信頼に値します。今後、値嵩株だからといって悩むことはなく、IPOブロガーさんの評価がAorBならば問題なし。D評価はヤバイ。C評価の初値は微妙といったところでしょうか?
まぁ、微妙なC評価とはいえ、公募割れしたIPOはありませんでしたが、・・・。f(^^;)

THECOOの初値は?

 値嵩株IPOの初値傾向の分析をしてみましたが、あくまで過去実績の分析です。値嵩株に該当するIPO実績も多くありません。
何と言っても、”THECOO”の公募価格は破格の7,200円。その上、上場する12月22日は、6社同日上場です。これがどのように影響するのかを予測するのは、過去データの分析からでは困難です。

 初値の予想は難しいのですが、上記値嵩株の初値後の株価にも傾向があります。初値天井は1社もなく、初値以降に高値を取りますが、終値は思わしくありません。

全滅した管理人ですが、公募当選したとしても、さすがに今回は最悪公募割れしそうな気配値でも初値売りをします。セカンダリーは、初値買いでもそれなりの利益が稼げる可能性もありますが、最終的に下落リスクが高すぎるので静観ですね。f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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