【新規上場】”ASNOVA” 難易度と売り圧力

【№1280】

冒険者

名証ネクスト市場って、ありましたっけ？

大賢者

名証も市場再編するのじゃ!!

　　当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
　　　◆社名由来・意味　⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
　　　◆難易度　⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
　　　◆売り圧力　⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来･意味

　同社の公式サイトによると、社名の「株式会社ASNOVA」は日本語の「明日の場」が由来であり、人、社会をささえよくするために、「明日の新たな価値を生み出す場所」を創造していく思いを込めているとのこと。⇦ そのまんまですね。(^^)

と言っても、旧社名は”日本レンテクト株式会社”。社名（商号）変更は、2019年12月と比較的最近です。上場計画の一部に、社名変更もあるのかもしれませんね。f(^^;)

IPO Outline

会社名	株式会社 ASNOVA　[9223]
本店所在地	愛知県名古屋市
上場市場	名証　ネクスト市場
設立年月日	2013年12月24日
業種別分類	サービス
事業概要	クサビ緊結式足場の仮設資材レンタル・販売及び足場架払工事
規模	小型（時価総額23.6億円、吸収金額3.9億円） ※想定価格ベース
上場予定日	4月21日
幹事会社（主）	東海東京、SMBC日興、SBI、丸三、マネックス、松井、水戸、岡三
BB期間	4月6日～4月12日
抽選発表	4月13日
発行済株数	1,362,900 株
公開株数	255,300 株公募: 177,000 株 + 売出: 45,000 株 + OA: 33,300 株（公募内訳：新規株式発行 177,000 株、自己株式処分 – 株）
売出比率,ＯＲ	売出: 17.6 %　ＯＲ: 16.6 %
想定価格	1,530 円
海外向け販売	なし
難易度	東海東京証券（主幹事）の予想抽選枠は、140本（現時点）。これほど少ないと当選はまずムリですね。f(^^;)

事業の内容

　同社は「レンタル関連事業セグメント」において、クサビ型緊結足場を主要とした「仮設機材レンタル」、新品の「仮設機材販売」、足場架払工事の「その他」の３つのサービスラインを展開。

※緊結（きんけつ）とは、緩みやズレなどが生じないように、きつく締めつけたり、打ちつけたり、または縛りつけたりすること。
※架け払い（かけばらい）とは、足場架設工事に関連する業界用語で、足場の組み立て作業と足場の撤去作業のこと。

業　績

回次	第4期	第5期	第6期	第7期	第8期
決算年月	2017/3	2018/3	2019/3	2020/3	2021/3
売上高（百万円）	1,756	1,911	2,133	2,724	2,242
経常利益（百万円）	266	86	184	283	12
当期純利益（百万円）	176	152	62	266	16

※単独決算

経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先（予定）	金額
レンタルする足場等の仮設機材の購入	290,018 千円
計	290,018 千円

売出株放出元

株主	関係他	売出株数
上田圭司	代表取締役社長	45,000 株
	計	45,000 株

VCの有無

VC　：　なし

売り圧力

発行済株数	1,362,900 株
売出株数	45,000 株
残（株主保有株）	1,317,900 株
・180日ロックアップ	1,305,000 株
・1.5倍等解除①	0 株
・ロックアップなし②	12,900 株
上場初日に売却可能性のある株数（①+②）	12,900 株