【新規上場】”ペットゴー” 難易度と売り圧力

【№1293】

冒険者

想定価格が500円と安価ですね。
仮条件の発表はまだですが、初値は高騰するでしょうか？

大賢者

VCが多い割に、VCからの売出はゼロ。
こりゃ、1.5倍解除が気になるな。

　　当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
　　　◆社名由来・意味　⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
　　　◆難易度　⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
　　　◆売り圧力　⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来･意味

　社名の由来は、同社代表取締役社長である黒澤弘氏が、幼少期から愛犬家であったことから、「ペットが行き着くところ」を表す言葉として社名を決定したそうです。(^^)

IPO Outline

会社名	ペットゴー株式会社　[7140]
本店所在地	東京都中野区
上場市場	グロース市場
設立年月日	2014年11月17日
業種別分類	小売
事業概要	E コマースを主としたペットヘルスケア事業
規模	小型（時価総額8.7億円、吸収金額3.6億円） ※想定価格ベース
上場予定日	4月28日
幹事会社（主）	みずほ、大和、SBI、楽天、松井
BB期間	4月13日～4月19日
抽選発表	4月20日
発行済株数	1,196,200 株
公開株数	724,500 株公募: 550,000 株 + 売出: 80,000 株 + OA: 94,500 株（公募内訳：新規株式発行 550,000 株、自己株式処分 – 株）
売出比率,ＯＲ	売出: 11.0 %　ＯＲ: 41.5 %
想定価格	500 円
海外向け販売	なし
難易度	みずほ証券（主幹事）の予想抽選枠は、493本（現時点）。これだけ少ないと、みずほでは難関ですね。う～ん f(^^;)

事業の内容

　同社グループは、当社及び連結子会社（ペットゴープロダクツ株式会社）の計２社で構成され、ペットヘルスケア事業の単一セグメント。
当社グループは、ペットを幸せにすることで世の中を幸せにしていきたいという願いを込めた「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド～ペットライフを幸せに・世の中を幸せに」をスローガンとして掲げ、「ペットのQOL向上」というビジョンを達成するために、テクノロジーを駆使してペットの健康寿命を最大化していくことをミッションとしています。
それらを実現するために、ペットヘルスケア×デジタル(Ｅコマース)を事業ドメインとしてペットヘルスケアに特化したＥコマースを展開。

業　績

回次	第13期	第14期	第16期	第17期	第18期
決算年月	2017/3	2018/3	2019/3	2020/3	2021/3
売上高（百万円）	7,007	8,411	8,003	8,132	9,456
経常利益（百万円）	5	37	57	23	113
当期純利益（百万円）	▲53	26	46	15	71

※第16期まで単独決算。第17期から連結決算。

経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先（予定）	金額
D2Cブランド製造費用（仕入費用）	176,470 千円
D2Cブランド広告販促費用	100,000 千円
D2Cブランド物流費用	10,000 千円
計	286,470 千円

売出株放出元

株主	関係他	売出株数
黒澤弘	代表取締役社長	80,000 株
	計	80,000 株

VCの有無

VC　：　6

売り圧力

発行済株数	1,196,200 株
売出株数	80,000 株
残（株主保有株）	1,116,200 株
・180日ロックアップ	770,000 株
・90日ロックアップ or 1.5倍等解除① ⇦ すべてVCの所有株	301,200 株
・ロックアップなし②	45,000 株
上場初日に売却可能性のある株数（①+②）	346,200 株