【№1484】
「公募割れ予想」は、どうなったのですか?
「大ハズレ」ということじゃ!!
“クラシコム”の初値は?
初値 1,520円
大手予想会社(T)は、前回 “INTLOOP”(9556)で公募割れを見事に予想。今回の”クラシコム”も、マイナス要素から公募割れを予想しましたが、「大ハズレ」に終わりました。まぁ、どこも的中していませんが ・・・ 。f(^^;)
某業界紙「K」によると、”クラシコム”の初値は、「上場前から市場の評価が分かれていた案件で、割高感や成長性の乏しさが懸念される一方で公開価格は仮条件の上限で決定。市場からの吸収金額が35億円程度あって荷もたれ感が指摘されていたが、グロース市場の復調にも恩恵を受けて堅調なスタートとなった。」とのことです。
初値は公募の+7.0%としれていますが、公募割れも予想されたので、堅調なスタートと言ってもよいのでしょう。後半開始の”INTLOOP”(7月8日上場)が公募割れし暗雲が垂れ込めましたが、”HOUSEI”(7月28日上場)から、これで5連続で初値が無事に着地となりました。暫くIPOはお休みとなりますが、9月からの再開に期待がもてますね。(^^)
初値売却率は?
ー クラシコム(7110)上場初日 -
初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
1,520 円 | 1,910 円 | 1,519 円 | 1,760 円 | 9,224,600 株 |
+7.0 % | +34.5 % | +7.0 % | +23.9 % | ⇦ 公募比 |
+100 円 | +490 円 | +99 円 | +340 円 | ⇦ 公募差 |
初値売却率
公開株数 | 初値出来高 | 初値売却率 |
2,458,700 株 | 712,100 株 | 29.0 % |
上場初日に売却可能株数
ロックアップなし | 1.5倍ロックアップ解除株 | ストックオプション |
– 株 | – 株 | – 株 |
今回は、上場初日に売却可能な株式がないため、「初値形成時の出来高 ÷ 公開株数」を、100%初値売却率と言っても良いですね。
管理人の独り言
初値売却率は、29%です。初値売りの傾向として、初値上昇率が低いと総じて初値売却率も低くなります。今回も、仮に100株を初値売りしても、利益はたった1万円。「やっと手に入れた公募IPOなので、安売りはできない!!」という「心理のあらわれ」かもしれませんね。f(^^;)
公募でゲットされた方(抽選配分+店頭配分)の71%が、初値売りをされていません。結果論かもしれませんが、「初値売りしなくて成功!!」です。おめでとうございます。!(^^)!
ちなみに、管理人はセカンダリーに参加していません。さすがに、初値後の高騰は、まったく読めませんでした。(>_<)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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