【分析】「想定価格 295円」の”リンカーズ”は大丈夫?

【№1574】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

ここまで安価な想定価格だと、不安になりますが?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

過去実績を調べると、面白いぞ!!

想定価格が安価なIPOは、どれくらいある?

 想定価格が安価なIPOは、けっこうあります。2022年度でも、既に5社あります。

上場日 銘柄 市場 想定価格 公募価格 初値
7/28 HOUSEI グロース 420円 400円 580円
6/23 坪田ラボ グロース 450円 470円 794円
6/23 ホームポジション スタンダード 500円 450円 465円
4/28 ペットゴー グロース 500円 550円 1,295円
4/27 モイ グロース 470円 470円 902円


 安価な想定価格ですが、400円~500円です。昨日、上場承認された”リンカーズ”(5131)の想定価格は、295円とさらに安価。400円未満、300円未満の想定価格のIPO(初値)は、どうなったのでしょうか?

想定価格 400円未満のIPOは?

 想定価格 400円未満のIPOはというと、2017年まで遡ってみても多くはありませんが、それでも5社ありました。
300円未満となるとさすがに少ないですね。今回の”リンカーズ”の想定価格(295円)が、いかに安価であるかがよくわかりますね。(^^)

上場日 銘柄 市場 想定価格 公募価格 初値
21/3/24 シキノハイテック JASDAQ 390円 390円 1,221円
21/2/5 QDレーザ マザーズ 275円 340円 797円
18/12/25 ベルトラ マザーズ 360円 384円 514円
18/6/26 国際紙パルプ商事 東証一部 344円 344円 405円
17/3/24 ソレイジア・ファーマ マザーズ 180円 185円 234円

管理人の独り言

 今回調べてみてわかったのは、想定価格が500円以下のIPOには、なんと公募割れが一度もないのです。ざっと10年遡りましたが、公募割れがありませんでした。
ちなみに、想定価格 501円~1,000円のIPOには、公募割れがありました。(*_*)

想定価格が安価なIPOには、利益は期待できません。”リンカーズ”も同様でしょう。しかし、公募割れがない。これは、大きなアドバンテージです。
そして、この”リンカーズ”は意外に公開株数が多いのです。SBI証券(主幹事)の抽選枠を予想したところ、9,299本もありました。いかにSBI証券の抽選方式が、いかにお金持ち優遇抽選だとしても、大量の当選者が出そうです。薄利だが公募割れリスクは低く、当選の可能性は高い。ある意味、ちょっと面白そうなIPOですね。

また、これだけあれば、複数株当選があってもおかしくありません。これで100株配分ならば、「複数配分は完全になくなった!!」と断定しても良いかもしれません。
複数株配分の可能性にかけて、この”リンカーズ”でチャレンジポイントを使われる方は、いるでしょうか? 50Pで200株当選!! 初値売りで+2.5万円/100株、ポイント単価は1,000円。これならば、やってみるのも面白そうですが、さすがに50Pで当選するとは ・・・ 。f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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