【雑記】ことら(cotra)送金って?

【№1859】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

『ことら』って何ですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

『小さな虎』ではないぞ!!

『ことら』って?

 『ことら(cotra)』とは、10万円以下の個人間送金を想定した少額決済インフラのこと。運営しているのは、株式会社 ことら(英文 Cotra Ltd.)。
ことらは、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行のメガバンク5行が共同出資して2021年7月1日に設立された会社です。

 さて、『ことら』って? ・・・ なのですが、会社のロゴには小さな虎ということで、子供の虎が使われています。

確かに、ことら(小虎)なのですが、「ことら」の由来は「トランスファー」の略称です。英文では『cotra』。『ko』でなく『co』。これは「小口トランスファー」ではなく、コーオペラティブ(cooperative:協力的な・協調的な)・トランスファーシステムから来ています。

ことら送金って?

 送金と振込の違いってなんでしょうか? 「送金」には、いくつかの種類があります。具体的には、郵便局からの「現金書留」や、「郵便為替」「小切手」なども送金です。銀行などからの「振込」も「送金」の一種になります。まぁ、「送金」と「振込」の違いは、呼び方が違うだけで同じようなものです。

 振込をする場合、一般的にATMまで行かなければなりません。相手の金融機関口座に振込する場合、「金融機関名・支店名・預金種目・口座番号・口座名義」が必要となります。また、口座間の送金は手間がかかるだけでなく、個人情報の漏洩も気になります。

ことら送金は、アプリを利用して個人口座間で送金処理を行えるサービスです。相手の銀行口座番号を指定して送金できるのはもちろん、携帯電話番号もしくはメールアドレスを指定するだけでお金のやり取りを行うことも可能。家族・友達・自身の別口座などへ、キャッシュレスで手軽に送金したいときにお勧めめできるサービスということ。

管理人の独り言

 ATMで相手の金融機関口座に振込する場合、金融機関名・支店名・預金種目・口座番号・口座名義が必要となりますが、ICチップ付のキャッシュカードならば、それらの情報はICに保存可能です。手間は省けますが、振込手数料がかかります。ATMまで行かねばならない点が、ネックです。インターネットバンキングならば、ATMまで行く必要はなくなるものの振込手数料はかかります。

ATMでの振込・インターネットバンキングでの振込と比較すれば、ことら送金の『10万円以下なら手数料無料』はかなり魅力的ですね。(^^)

 以上から、ことら送金のサービスは2022年10月11日に開始しましたが、将来的に小口の銀行送金(振込)を置き換える可能性があります。
アプリは金融機関から提供されますが、提供元は増えています。また、送金先(金融機関)も増えています。利用者が多くなれば、銀行は決済手数料では稼げなくなり、銀行のビジネスモデルも変わらざるを得なくなる可能性があるということです。

今後、日本経済新聞に『ことら送金・利用者急増』の記事が出てくるかもしれませんね。f(^^;)

ご興味のある方は、下記をクリックしてみてください。ジャンプします。
cotra


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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