【№1881】
“アクシス”ってどんな意味があるのですか?
東証プライムに”ダイキアクシス”、東証スタンダードに”アクシス”という会社が上場しています。
社名由来が気になるじゃろ!!
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
英語の “AXIS”(アクシス)とは、『軸』のこと。 『揺るぎない意志「軸」を持ち、サービスを通じて、 社会に新しい価値を創造していきます』といういう意味を込めた社名になったようです。(^^)
東証プライムの “ダイキアクシス”(4245)は、『水を軸』にさまざまな事業を複合的に展開している会社。東証スタンダードの “アクシス” (4012)は、「ソフトウェア産業の軸になる」という思いが込められているとのことです。
なお、東証スタンダードの “アクシス” は、2020年9月に東証マザーズに上場したIPOでした。主幹事は、SMBC日興証券。公募(1,070円)で、初値は5,700円。一撃で+463,000円という素晴らしいIPOでした。
読者の皆様は、覚えていらっしゃいましたか? 管理人は全滅したIPOなので、すっかり忘れていました。同じ “アクシス” が社名に使われている会社ですので、今度も初値高騰になって欲しいですね。f(^^;)
IPO Outline
会社名 | アクシスコンサルティング 株式会社 [9344] |
本店所在地 | 東京都千代田区 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 2002年 4月 18日 |
業種別分類 | サービス |
事業概要 | ハイエンド人材領域における人材紹介及びスキルシェアの複合サービスを提供するヒューマンキャピタル事業 |
規模 | 中型(時価総額76.2億円、吸収金額19.9億円)※想定価格ベース |
親子上場 | なし |
幹事会社(主) | 野村、みずほ、SMBC日興、SBI、岡三、東海東京、岩井コスモ |
仮条件決定日 | 3月 8日 |
BB期間 | 3月 9日 ~ 3月 15日 |
抽選発表 | 3月 16日 |
上場予定日 | 3月 28日 |
同日上場 | Arent(5254)、モンスターラボホールディングス(5255) |
発行株数 | 4,020,000 株 |
公開株数 | 1,207,500 株 公募: 600,000 株 + 売出: 450,000 株 + OA: 157,500 株 (公募内訳:新規株式発行 600,000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 83.8 % OR: 22.9 % |
想定価格 | 1,650 円 |
海外向け販売 | なし |
難易度
主幹事(野村)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は966本。野村は前受金不要なので毎回激戦になり、難攻不落の証券会社と言われます。今回も、厳しいでしょうね。f(^^;) |
事業内容
コンサルタント紹介など。ハイエンド人材領域における人材紹介とスキルシェアの各サービスを展開。2002年4月にアクモスのグループ会社として設立されたが、2009年9月にMBO(経営陣が参加する企業買収)方式により独立。 |
業 績
回次 | 第17期 | 第18期 | 第19期 | 第20期 | 第21期 |
決算年月 | 2018/6 | 2019/6 | 2020/6 | 2021/6 | 2022/6 |
売上高(百万円) | 1,138 | 1,285 | 1,386 | 2,203 | 3,513 |
経常利益(百万円) | 74 | 166 | 143 | 307 | 493 |
当期純利益(百万円) | △145 | 61 | 67 | 239 | 325 |
※第19期まで単独決算。第20期から連結決算。
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
採用費・人件費 | 605,000 千円 |
広告宣伝費 | 330,000 千円 |
システム費 | 165,000 千円 |
計 | 1,100,000 千円 |
主要株主と保有株数・保有割合
株主 | 関係 | 保有株数 | 保有割合 |
株式会社 創 | 資産管理会社 | 1,917,000 株 | 47.69% |
山尾 幸弘 | 代表取締役 | 1,773,000 株 | 44.10% |
その他5名 | 330,000 株 | 8.21% | |
計 | 4,020,000 株 |
※資産管理会社とは、役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社です。
※上記保有株数には、ストックオプションは含まれていません。
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
山尾 幸弘 | 代表取締役 | 450,000 株 |
計 | 450,000 株 |
VCの有無
VC : 0 |
売り圧力
発行済株数 | 4,020,000 株 |
売出株数 | 450,000 株 |
残(株主保有株) | 3,570,000 株 |
・180日ロックアップ | 75,000 株 |
・90日ロックアップ | 3,495,000 株 |
・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
・ロックアップなし② | 0 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) | 0 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 302,820 株(16,470 株) |
※ストックオプション(302,820株)のうち、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、当社新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っているのが、287,350株あります。従って、行使可能なストックオプションは、実質16,470株と考えます。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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