【抽選枠予想】”モンスターラボホールディングス”

【№1894】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

5期連続赤字で上場する割には、強気な仮条件が出てきましたね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

売上は、急激に伸びておる。
同日上場が、どう影響するかじゃな!!

想定価格 → 仮条件

想定価格 620 円 ①仮条件下限>想定価格
②仮条件下限=想定価格
③仮条件上限>想定価格>仮条件下限
④仮条件上限=想定価格
⑤仮条件上限<想定価格
仮条件 660 円 ~ 720 円
ステータス


ー 仮条件決定 -

仮条件は660円以上720円以下の価格といたします。
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、当社と事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討して決定いたしました。
なお、当該仮条件は変更されることがあります。⇦ ・・・ とありますが、変更されたケースはレアです

訂正有価証券届出書(新規公開時)

抽選枠予想

 予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;)
証券会社 割当株数 比率 予想抽選枠 難易度 申込 結果
大和 4,074,000 株 97.0% 3,544 本 チャンス?  
アイザワ 42,000 株 1.0% 40 本 ムリ  
SBI 42,000 株 1.0% 190 本 ムリ  
・ポイント     95 本      
楽天 42,000 株 1.0% 378 本 厳しい  
CONNECT – 株 -% 284 本 口座なし  

※その他にOAが、[630,000株]あります。

管理人の独り言

ー 当選難易度とBBスタンス -

・証券会社の割当株数、および予想抽選枠は、海外向け販売を含んでいます。海外向け販売比率が不明ですが、仮に半分が海外向けになったとしても、国内向けにかなりの抽選枠が残ります。『主幹事の大和証券には、ワンチャンスあり』と考えてもよいでしょう。

・大和証券の取扱があると、主幹事・平幹事問わず委託幹事になるのが、スマホ証券の “CONNECT”。現在の口座数は不明ですが、『2021年に1月に口座開設数50万口座を達成』とのこと。
楽天証券のBB参加率は、意外と低く1%未満です。CONNECTのBB参加率が楽天と同じとはいえませんが、仮にCONNECT口座数を50万口座とした場合、参加者は約5千人になります。海外向けを考慮せずに単純計算すると、倍率:17.6倍( = 5,000人 ÷ 284本)。ちょっと低すぎますか? 参加者が倍の約1万人の場合でも、倍率:35.2倍です。CONNECTにも、ワンチャンスありそうですね。(^^)

ー 当てにならない管理人の初値予想 -

・事業は『DXに係るデジタルコンサルティング事業及びプロダクト事業等』ですが、主に大企業や自治体がお客様。

・売上は右肩上がりですが、5期連続赤字で上場です。これではちょっとまずいので、業績予想を調べてみました。あくまで見込みですが、今期(2023年12月期)は黒字化しそうです。

業績(実績・見込・予想)

  20年12月期 21年12月期 22年12月期 23年12月期
売上収益(百万円) 7,420 9,346 14,270 17,441
営業収益(百万円) ▲1,549 ▲3,222 ▲389 1,468
当期純損益(百万円) ▲1,247 ▲3,089 ▲447 1,388

※22年・23年12月期は、”モンスターラボホールディングス” の見込・予想

・VCは(20)。1.5倍ロックアップ解除株は、第三者割当(継続保有)を除いても、約1,010万株もあります。ロックアップなし株は、約240万株。
行使可能なストックオプションが約150万株とかなりありますが、行使してくるかは不明です。f(^^;)

・想定価格(620円)での吸収金額は29.9億円でしたが、強気な仮条件(660円 ~ 720円)を出してきました。公開価格はおそらく仮条件の上限で決定するでしょうから、吸収金額は34.8億円(+4.8億円)になりそうです。

・同日上場は3社で、他に、”Arent”(5254)、”モンスターラボホールディングス”(5255)があります。この3社同日上場を規模(吸収金額)で比較してみると ・・・ 。

銘柄 吸収金額 仮条件上限 市場 主幹事
Arent 21.5億円 1,440円 グロース みずほ
アクシスコンサルティング 23.5億円 1,950円 グロース 野村
モンスターラボ 34.8億円 720円 グロース 大和

※吸収金額は、仮条件の上限で計算してあります。

 3社同日上場で各社とも吸収金額は20億円以上ですが、管理人はこの『“アクシスコンサルティング” にセカンダリー資金が向かうのでは?』と考えています。

 以上から、公開価格が仮条件の上限(720円)に決定した場合、VCの1.5倍ロックアップ解除が売り圧力となると考えますので、初値は上がっても1,080円(公募の約1.5倍)までかな? ・・・ と予想します。なお、過去実績を踏まえると、公開価格が安価(1,000円未満)なため、1.5倍を少し超える可能性があります。まぁ、適当な予想なのですが ・・・ 。f(^^;)

“モンスターラボホールディングス” の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います

では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 May the Luck be with you 

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