【本日上場】12月のトップバッターは、公募割れ!!

【№1916】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

大手予想では、公募割れはなかったですよね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

出鼻でくじかれたな!!

アスマーク(4197)は、公募割れ!!

想定価格 仮条件 公開価格 初値
2,300 円 2,150 円 ~ 2,300 円 2,300 円 2,150 円

 仮条件は下振れしましたが、それでも公開価格は仮条件の上限で決定した “アスマーク” 。大手予想会社の直前予想では、公募割れを予想した会社はゼロ。IPOの初値は、ふたを開けるまでわからないものです。

ー 大手予想は全滅 ー

大手予想 株価 備考
  5,290円 上限値段 (2.3倍)
初値予想 2,800円  
初値予想 2,600円  
初値予想 2,500円  
  2,300円 公開価格
  2,150 円 初値
  2,116 円 引受価格

赤は、比較的よく当たるところ緑は、けっこう?な予想をするところ青は、某新聞

上場初日の株価状況と解説

ー  四本値・出来高・売買代金 ー

初値 高値 安値 終値 出来高 売買代金
2,150 円 2,233 円 2,050 円 2,059 円 920,600 株 1,968.473 百万円

ー 株価解説 ー

ウェブ上でのアンケートなどリサーチサービスを展開。前2023年11月期は売上高43億6400万円(前々期比12.1%増)、営業利益3億700万円(同4.9%減)を見込む。公開規模は13億50000万円と小型だが、業態面や業績面を評価・期待しづらいと捉えられているようだ。
このところ、バリュークリエーション(9238)、DAIWA CYCLE(5888)などセカンダリー市場でのパフォーマンスが優れない直近上場銘柄が相次いでいるため、積極的な買いが手控えられた面もあるとみられる。

東洋経済より

2023年11月期(前期)の単独売上高は前の期比12%増の43億円、営業利益は5%減の3億700万円となった。顧客からの市場調査案件の引き合いは強いものの、採用費や広告宣伝費が利益を圧迫した。楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「市場調査の分野はGMO―R(グロース、3695)やマクロミル(プライム、3978)などすでに上場した企業が多いため競争が激しく、成長期待が高まりにくい」とみていた。

日経QUICKニュースより

公募当選者の動向

 主幹事は、SBI証券。ポイント使用で200株配分があったようですが、公募当選者はどうされたのでしょうか。

公開株数 初値出来高 初値売却率
586,500 株 134,300 株 22.9 %

 ロックアップがない株式・ロックアップ解除株式はゼロなので、初値時に売却できたのはすべて公募当選者の当選株と考えられます。
初値が公募割れしそうな状況(9時以前)で、初値売り(成行)の注文を出すには勇気がいります。損切り覚悟ですからね。
今後の株価はわかりませんが、上場初日の株価を見る限り、高値は公開株数には届かず、終値は初値比▲91円(▲4.23%)。損切りでも、初値売りが正解だったわけです。

 IPOの魅力は、8割以上『初値>公募』のため公募当選 = 利益になる点です。しかし、その当選が難しい。やっと当選したIPOがよもやの公募割れ。大手も公募割れを予想できませんでしたので、奈落へ突き落された思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。心中お察しいたします。

では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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