【№1932】
公募割れすると思っていたのですが ・・・ ?
割れなかったなぁ。
はじめに
本日、東証グロース市場に アパレルの小売を事業とする “yutori”(5892)が上場しました。IPO的には、注目されるような事業内容ではありません。その上、12月上場のIPOは15社で、ここまで8社が公募割れです。勝率は42.9%(公募以上6社 ÷ 上場14社)。
公開価格も 2,520円と割高に感じていたので、9社目の公募割れになるかと思っていたところ、初値は 2,892円。公開価格を12.3%上回りました。ちょっと、驚きです。(^^)
当選後に購入辞退されなかった読者様
おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。!(^^)!
管理人は落選でしたが、当選しても辞退していました。f(^^;)
大手でもこの初値は予想できず!!
大手の直前初値予想
株価 | 備考 | |
5,800円 | 上限値段 (公開価格の2.3倍) | |
2,892円 | 初値 | |
初値予想 | 2,600円 | けっこう?な予想をするところ |
2,520円 | 公開価格 | |
初値予想 | 2,520円 | 某業界新聞 |
初値予想 | 2,500円 | 比較的よく当たるところ |
2,318.4円 | 引受価格 |
大手の初値予想も、下は公募割れ。上は公開価格の3.2%アップ%と、どこも10%以上騰がるとは思ってもみなかったようです。
管理人の独り言
”yutori” の社名は、片石貴展代表取締役社長のニックネームの「ゆとり君」が由来とのこと。ゆとり世代とは、2002年~2011年の間に義務教育を受けた世代のこと。2023年現在、18歳~36歳の年齢層に当たるので、1993年生まれの片石貴展 氏は30歳。まさに、”ゆとり世代” です。
某業界新聞のコメントは、『ZOZO(3092)傘下で若年層をターゲットとした衣料品、雑貨の企画、小売りを行う。事前の評価はあまり高くなかったが、2023年最後のIPO(新規上場)として投資家の関心が高まり、堅調なスタートとなった。』でした。
例年12月はIPOラッシュですが、今年は15社と少なく、同日上場も2社まで(3社同日上場がない)。例年と比べ、上場日程にはゆとりがありました。しかし、公募割れが続く中で事前評価の低い “yutori” です。ゆとり世代だけに公募割れしない(成長戦略等の)ゆとりがあったのでしょうか? 『ゆとりだけに ・・・』は冗談ですが、公募当選した “yuori” を辞退せず購入された読者様の心にはゆとりがあったと思いますよ。(^^)
ダジャレで終わってしまいましたが、『終わりよければ全て良し』。ラストIPOが公募割れしなくてよかったです。(^^)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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