【分析】IPOの株式割当比率は、既に(事前に)決まっている!!

【№1933】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

ケンシロウの『お前は既に死んでいる』みたいなタイトルですね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

今回は、割当比率はいつ決定しているかという話じゃ!!

はじめに

 IPOの一連の流れは、承認→仮条件の決定→公開価格の決定ですね。承認時に、シンジケート団の構成(幹事会社の内訳)、および主幹事・平幹事がわかります。では、幹事会社の株式割当比率はいつわかるかといえば ・・・ 。

仮条件決定時の “目論見書(訂正)”、または “訂正有価証券届出書” で、たいていわかります。この情報を基に、管理人もそうですが各IPOブロガーさんも『幹事会社の割当株数・割当比率・当選本数・私のBB参加は?』の記事をアップします。

各証券会社のIPO担当者は、将来上場を考えている会社を探し、日々アプローチしていることでしょう。上場を検討している会社は、パートナーとして取り仕切る証券会社(主幹事)を決めます。残りの幹事会社(平幹事)は、主幹事が決定すると聞いています。といっても、主幹事だけで決めているわけでもなく、IPOする会社の意向を聞いて決めるそうです。

例えば、こんな感じです。
 ・会社側 : 『IPOの実績が多いところに任せたい。』
 ・主幹事 : 『それでは、IPOの主幹事実績が多い総合証券会社を幹事に入れましょう。』
 ・会社側 : 『若年層にも我が社の上場を知ってもらいたい。』
 ・主幹事 : 『それでは、ネット証券を幹事に入れましょう。』・・・ みたいな (^^)

SOLIZEの割当比率は?

 2024年の第1号IPOになりそうな “SOLIZE”(そらいず)の上場承認日は、2023年12月25日。仮条件決定日は、2024年1月22日とまだ先ですが、割当株数・割当比率は以下の通りです。事前に決定している割当比率から、割当株数・抽選枠を算出してみました。

種別 証券会社 割当株数 割当比率 抽選枠(推定)
主幹事 大和 846,200株 85.0% 736本
平幹事 野村 49,700株 5.0% 46本
平幹事 SMBC日興 39,800株 4.0% 32本
平幹事 みずほ 39,800株 4.0% 37本
平幹事 SBI 9,900株 1.0% 45本
平幹事 マネックス 4,900株 0.5% 44本
平幹事 楽天 4,900株 0.5% 44本
995,200株 100% 983本

割当株数の合計は、公募株数+売出株数です。他にOAで、149,200株あります。

管理人の独り言

 幹事会社の割当株数が一般に告知されるのは仮条件決定時なのですが、幹事会社の株式割当比率は承認時にほぼ決定しています。再調整することもあるかと思いますが、大幅な変更はありません。

仮条件決定時に割当株数・割当比率がわかれば、BB参加に問題はありません。主幹事の割合が最多で、80%~95%くらいあることは読者様もご存じのことで、別に今必要な情報でもありません。ただ、どのIPOブロガーさんも承認時、または仮条件決定前に割当株数・割当比率についてアップされていないので、今回記事にしてみました。(^^)

 この情報(割当比率)ですが、証券会社に聞いたら教えてくれました。すべての証券会社に確認したわけでもないので、教えてくれないところもあるかもしれません。個人的には、隠すほどの情報でもないと思いますが ・・・ 。

できれば、BB参加数を教えていただきたいものですが、こればかりは絶対に教えてくれません。知りたい情報ほど教えてくれないものです。実に残念です。f(^^;)

 最期に笑い話をひとつ。
管理人の知り合いにN証券にお勤めの方がいます。何のお仕事をされているのか知りませんが、内勤の方です。その方に聞いてみました。

 管理人 : 『IPOのBB参加者数を調べる方法はありますか?』
 その方 : 『会社に問い合わせすれば、教えてくれますよ。』
 管理人 : 『エエッ!!』 『絶対に教えてくれないことですよ。』
 その方 : 『え~そうなんですか?』

証券会社にお勤めの方でも、知らないことは知らないのですね。よくある話です。

真面目な話、証券会社の営業さん(証券マン)でも、IPO投資についてよく知らないと思っています。管理人は某証券会社に店頭口座を開設していて、担当がついています。過去、5人ほど担当が代わりました。IPOについていろいろと質問をしてみましたが、残念ながらどなたも管理人が満足するような回答をくれた方はいませんでした。まぁ、管理人の質問は、IPOブログには書かれないことを聞くのですが ・・・ f(^^;)

そういえば、唯一面白かった回答がありました。『取り扱ったIPOがかなりの角度で公募割れしそうな場合の証券会社(内部)の話』。抽選の応募が少ない(全プレが起こるようなIPOだと)と、証券営業はどうするか ・・・ です。


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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