【№1961】
あれれ、証券コードに英字がないですよ?
TOKYO PRO Market に上場していたので、コード体系は昔のままじゃ!!
事業詳細と社名由来
”STG” の事業概要は『マグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品の製造・販売』 ・・・ ってどんな会社? もう少し情報がないと具体的なイメージが思い浮かびません。
ー 事業詳細 ー
軽量化金属部品メーカー。自動車部品向けが主力。高付加価値カメラ、自動車、監視カメラ、プロジェクター、プリンター、医療機器などにおいて、マグネシウム合金・アルミニウム合金製の軽量化金属部品を製造している。
トレイダーズウェブ IPO銘柄詳細より抜粋
2021年3月にはアルミニウム成型品を製造販売するマレーシア企業を買収し、23年3月期の売上高比率はアルミニウムダイカスト48%、マグネシウムダイカスト43%となった。
初代社長の佐藤武幸氏が1975年11月、アルミニウム表面加工事業で個人創業したことに始まる。1982年6月に三輝ブラストを設立。2011年6月に静岡の三島工場で協業していたTOSEIを子会社化した。15年4月にTOSEIを吸収合併し、現商号(三輝TOSEIグループの頭文字)に変更した。19年6月に特定投資家向け取得勧誘(公募)実施のうえで、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに株式上場した。
2023年3月期の地域別売上高構成比は、日本22.0%、中国25.6%、タイ14.5%、マレーシア37.8%。主な販売先は商社のCBC(東京・中央)17.7%、ネットワークカメラ世界大手のアクシスコミュニケーションズAB(スウェーデン・ルンド)16.9%、精密品商社の甲信工業(長野・塩尻)15.9%。
仮条件
想定価格 | 1,870 円 | ①仮条件下限 < 想定価格 ②仮条件下限 = 想定価格 ③仮条件上限 > 想定価格 > 仮条件下限 ④仮条件上限 = 想定価格 ⑤仮条件上限 > 想定価格 |
仮条件 | 1,820 円 ~ 1,920 円 | |
ステータス | ③ | |
公開価格レンジ | 1,820 円 ~ 1,920 円 | 仮条件下限の80%以上、上限の120%以下 なし |
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
みずほ | 279,500 株 | 90.0% | 257 本 | 厳しい | ○ | |
SBI | 15,500 株 | 5.0% | 70 本 | ほぼムリ | ○ | |
・ポイント枠 | 35 本 | |||||
楽天 | 31,000 株 | 1.0% | 28 本 | ほぼムリ | ○ | |
マネックス | 31,000 株 | 1.0% | 28 本 | ほぼムリ | ○ | |
松井 | 31,000 株 | 1.0% | 28 本 | ほぼムリ | ○ | |
岡三 | 31,000 株 | 1.0% | 3 本 | ほぼムリ | – | |
リーディング | 31,000 株 | 1.0% | – 本 | 口座なし | – | |
SBIネオトレード | 5 株 | ほぼムリ | – | |||
岡三オンライン | 1 株 | ほぼムリ | – | |||
計 | 310,500 株 |
※その他にOAが、[46,000株]あります。
初値予想
大手2社のBB時点の初値予想は 3,000円~3,500円。これは公開価格が仮条件の上限(1920円)の約1.6倍~1.8倍になります。管理人はそこまで上がるとは思えません。VC保有株は公開価格の1.5倍でロックアップ解除されるVCの保有株もあるので、『初値は上がっても公募の1.5倍(2,880円)』としておきます。
・テーマ : 非鉄金属(業種)は、ぱっとしませんね。f(^^;)
★業績 : 売上・利益とも3期右肩上がりだが、今期の伸びは微妙では?f(^^;)
・時価総額 : 18.5億円(前提:仮条件の上限)
・吸収金額 : 6.7億円(前提:仮条件の上限)
※グロース市場へ上場するIPOとしては小型で、荷もたれ感なし。!(^^)!
★売り圧力 : 1.5倍ロックアップ解除:189,300株。ロックアップがない:118,500株。f(^^;)
・VC : 5
・仮条件 : 『公開価格が想定価格以上になればOK!!』のような仮条件ですね。f(^^;)
・同日上場 : 単独上場ですが、トライアルホールディングス(上場日未定)が重なる可能性あり。
★市況 : 地合い良し。2024年度IPOの初値は堅調なので、IPOに資金流入の流れあり。!(^^)!
BBスタンス
TOKYO PRO Mareketからのくら替えIPOの初値が高騰したという記憶がありません。STG社にはたいへん失礼ですが、事業内容・業績には魅力を感じませんし成長性があるとも思えません。正直、地合いが悪ければスルーするIPOです。あれこれ考えても当選する確度は低いので、とりあえず申し込んでみましょう。f(^^;)
なお、委託幹事にSBIネオトレード証券がいます。今回はSBI証券とは関係なしに委託幹事を抽選で射止めたのでしょう。この場合の予想抽選枠は5本になります。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
♥ 読者様に幸運がありますように ♥
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