あらら・・・上場中止 ”14社目”
本日、スマート・ソリューション・テクノロジーが上場中止を発表し、これで14社となりました。
上場中止・延期のIPOが14社になりました。
怒りを通り越して笑うしかありません。
IPO崩壊とよく書きますが、まさに雪崩のごとくとはこのことですね!(^^;)
これで、4月度上場予定は、5社となりました。
※松屋アールアンドディを含む
スマート・ソリューション・テクノロジー 上場中止理由(同社公式サイトより抜粋)
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し・・・(省略) 最近流行っている定型文(詳細不明)ですね。
サイバートラスト
Speee
アールプランナーに続き
仮条件決定日に中止を発表
なぜ、仮条件決定日に上場中止発表なのか?
”公募価格決定プロセス”
想定価格 : 主幹事が決定
新規上場する企業の業績や将来性などを元に、上場済の同業他社のPERなどを参考に、適正と考えられる価格を算出。
仮条件 : 主幹事が決定
新規上場する企業のトップなどが、機関投資家などへの会社説明(ロードショー)を行い、その後主幹事が機関投資家に対して聞き取り調査をおこなって、フィードバックを受ける。 主幹事は機関投資家からのフィードバックを参考にして仮条件を決定する。
ポイント: 機関投資家の意見を考慮しても、最終的には主幹事が仮条件を決定する。
公募価格 : 新規上場する企業と主幹事が協議して決定
仮条件決定後、抽選応募という形で、IPOの購入を希望する投資家からの注文を受け付ける。投資家は、”いくらで何株購入したいか”を申告(抽選申込)し、それを主幹事が取りまとめ、新規上場する企業と協議して公募価格が決定。この価格決定方法が、皆様ご存知のブックビルディング。 ポイント: 投資家に買ってもらいやすくするために、 公募価格は初値より低くなるように設定。
仮条件について調べていると
次のことがわかりました。
仮条件は主幹事が決定するのですが、市況および機関投資へのヒアリングを考慮し仮条件の引き下げを会社側へ提案し、会社側がそれを拒否するとIPOが中止となるそうです。
もともと、4月3日に取締役会の予定でしたので、この仮条件決定も議案だったわけです。会社側の中止発表文から詳細理由はわかりませんが、仮条件決定日に中止を発表するとか、仮条件決定日を変更するとかの場合は、前述のようなことがあるのかもしれません。
あくまで、管理人の妄想です。・・・ムムム(^^;)
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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