既に読まれた読者様も多いと思われますが、本日(4月28日)の日本経済新聞のトップ記事です。
管理人としては、え~! SMBC日興証券があるのですが・・・? と思いましたが、それなりに利害が一致するそうで、へ~!なのです。(^^)
包括提携は、全体的な業務提携と考えてください。確かに幅広い分野で提携するようです。
しかし、管理人が気になるのはIPOですので、その点をまとめてみました。
なお、IPOに関連しない提携部分は、省略させていただきました。ご関心のある方は、新聞または電子版をお読み願います。ごめんなさ~い。(^^;)
IPOはどうなるの?
SBI証券とSMBC日興証券のシステムおよび事務部門を数年かけて共通化する予定
これにより、IPOは共同主幹事案件の増加を目指すとのこと。(新聞掲載記事より)
主幹事会社は当選しやすいので、IPO愛好家にとってこれはグッドニュース。(^^)
なお、現時点では、包括提携の盛り込まれる見通しとのことです。
しかし、管理人としてはこのシステムの共通化は、けっこう難しい課題と思います。どこまで共通化するかですが、金融系のシステム統合の残念な例としては、みずほ銀行の基幹システムの統合は19年もかかったようですね。・・・あらら(^^;)
(2000年9月に第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の合併に伴うシステム統合のこと)
地銀とのビジネス拡大を進めるSBIとしては、全国141以上の営業拠点と3000人以上の証券営業体制を持つSMBC日興と営業面で協力関係を築く効果は大きいとのこと。へ~!と思う次第です。
以下は管理人の推察です。いや妄想・希望的観測かも(^^;)
三井住友FGがSBIネオモバイル証券の発行済株式の20%を6月中をめどに取得する予定
今後、 SBIネオモバイルの取り扱いIPOに、SMBC日興主幹事案件が出てくる可能性がある。
ネオモバイルに口座をお持ちの方は、申し込みの機会が増えますね!(^^)
SBIは年内にもデジタル技術にかかわる企業に投資する新たなファンドを1000億円規模で創設し(フィンテックなどのスタートアップ投資)、三井住友FGから出資を受け入れる予定
VCとしてSBIが出資する企業が増え、必然的にテーマ系IPOが増加する。
新規上場までは数年かかるため急には増えないと思いますが、テーマ系の増加は歓迎ですね。(^^)
しかし、SBIが主幹事になるかは不明です。過去のIPOでは、SBIがVCだった案件は主幹事でなかったことがあるので。・・・あらら(^^;)
まとめ
コロナの影響によりIPOも残念な状況なので、今回の包括提携で具体的なIPOの変化が感じられるのは、先なのかもしれません。SBIとSMBC日興が共同主幹事になるIPOが出てきたら、この記事を思い出してくださいね。・・・あはは(^^;)
しかし、ネット証券最大手のSBIですが、次から次へとビジネス展開をしています。手数料0円に突入したネット証券の生き残り戦略ですか。新聞では、楽天市場や楽天カードという楽天経済圏を武器に顧客を増やしてきた楽天証券は、SBIにとって強敵に映るそうです。
管理人は、急激に口座が増えている楽天証券(410万超、えっ本当?)では、まったくかすりもしないので、SBI・SMBC日興の当選が増えることをちょっぴり期待したい!・・・ですね。(^^;)
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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