久々にIPOネタです。とはいっても、新規承認ではなく、中止/延期した会社の話。
ニュース等を見られた読者の皆様も多いと存じます。ニュースの内容は、オンラインスナックではありませんが、アバターを相手にした飲み屋さん。モニターに映るアバターと会話をしながら、一杯。アバターの向こうには、対応している人がいます。お客様の反応はといえば、アバターのほうが話しやすいという意見もあり。う~ん(^^;)、でも面白そう。
もうひとつは、スーパーの中の特設コーナーの映像。いわゆる、売り子さんがサンプル食材を手にいかがですか~!と言っている、”あれ”です。
売り子さんは、(モニター上の)アバターです。実際の売り子さんは、○○○㎞先でアバター を操作しているわけです。ニュースに映った「ゴーグルつけて何もない空間に、一生懸命身振り手振りでしやべっている(実演している)姿」は、不気味でした。あはは・・・(^^;)
管理人は思わず、上場を中止/延期したあの会社を思い出しました。コパ・コーポレーションです。この会社の事業は、”実演販売を利用した卸売業”。最大の売りは、”ベテラン販売員による実演販売”です。
ベテランといわれる販売員の能力とは、何でしょうね? ”面白トーク”はもちろんですが、”お客様の反応に対応した臨機応変さ”ではないかと管理人は考えます。
では、アバターで実演販売は可能でしょうか? 可能と考えます。コロナ以前であれば、実演販売は、面白おかしく話す販売員がいるのが”当たり前”だったのですが、三蜜を避けるために現状では開催ができません。新型コロナウイルスが蔓延している現状下で、お客様の前にいるのは販売員でなく、モニターに映った面白おかしく話すアバターであることに、違和感を感じませんでした。お客様の反応を見るのは、カメラ・マイクの数・位置等でなんとかなりそうです。
実演販売は人間がやってなんぼ!つまりリアルが売りなのですが、ITを活用することはいくらでもできそうです。会社にもメリットはあります。派遣する店までの時間・場所の制限がなくなります。今、札幌で実演販売していますが、終了後は那覇のお店で・・・、が可能になるわけです。
イメージとしては、「ジャパネットたかた」が”人”ではなく”アバター”・・・みたいな。いまさらですが、ジャパネットたかたのキャラクターもアバターといえなくないですね。(^^;)
このように考えれば、コパ・コーポレーションの事業内容は、”実演販売を利用した卸売業”から”ITを使った実演販売を利用した卸売業”へ変化していくかもしれません。
実演とは何か?ですが、お客様の反応が実演者に手に取るように伝わり、即トークで返すことができれば、バーチャルとリアルの差は何でしょうね。お客様の反応を即返せることが販売員の力量ならば、そこはコパ・コーポレーションの販売員の実力なので、そう簡単に他社に真似できることとも思えません。
アバターがしゃべる。そんな実演販売は、変だ!おかしい!違和感あり!とお感じになられる方も多いと思います。しかし、それもありと感じる方もいると思います。なんといっても、あの”初音ミク”さんとご結婚された方もいる時代なのです。
そんなに簡単には変わらないかもしれませんが、コロナは社会が大きく変化する契機になるかもしれませんね。・・・ムムム(^^;)
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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