【分析】いちよしルール変更と影響度合い

 2020年5月1日付にて、いちよし証券のIPO抽選ルールが変更になりました。変更前後の募集等に係る株式等の顧客への配分に係る基本方針で、変更箇所を確認してみたいと思います。
なお、基本方針(全文)は長く、またじっくり読まないと分からない配分方法なので、今回のポイントとなる箇所を抜粋・加工しました。(^^;)

【変更】募集等に係る株式等の顧客への配分に係る基本方針 2019年4月1日改定

2.配分の方法
(3)配分の要領について
当社は、~中略~
①営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部への配分数量のうち、95%を営業部支店に、5%を法人営業本部及び金融・公共法人本部に配分いたします。
②営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部については、その10%を営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部の抽選により、90%を営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部の抽選によらない方法により配分いたします。[抽選配分10%、店頭配分90%]

補足説明
上記にいちよしダイレクトが出てきませんが、別途条文補足に「営業部支店にはいちよしダイレクトを含む」とあります。
つまり、営業部支店95%のうち、10%はいちよしダイレクトということです。

【変更】募集等に係る株式等の顧客への配分に係る基本方針 2020年5月1日改定

【赤字部分:変更箇所】

2.配分の方法
(3)配分の要領について
当社は、~中略~
①営業支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部、いちよしダイレクトへの配分数量のうち、94%を営業部支店に、5%を法人営業本部及び金融・公共法人本部に、1%をいちよしダイレクトに配分いたします。
②営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部については、その10%以上を営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部の抽選により、それ以外を営業部支店、法人営業本部及び金融・公共法人本部の抽選によらない方法により配分いたします。[抽選配分10%、店頭配分90%]
いちよしダイレクトについては、その全数量を抽選により配分いたします[配分は100%抽選する]

補足説明
配分先にいちよしダイレクトが明記されています。また、条文補足からは、「営業部支店にいちよしダイレクトを含む」は消えています。
つまり、いちよしダイレクトの抽選配分は1%になったということですねひえ~!(^^;)

日本証券業協会では、IPO配分に関して公平性を保つために抽選での割り振りを10%以上にするように通達しています。今回、いちよし証券のIPO抽選ネット申込(いちよしダイレクト)での抽選枠が減っただけで、抽選配分10%以上はかわっていません。(^^;)
時代に逆行した感はありますが、証券業界での生き残り競争を考えると、いちよし証券が今後ネットに資金を投資するより、店頭顧客重視で行くということなのでしょう。・・・ムムム(^^;)
なお、IPOを取り扱いながらネット申し込みできない店頭重視の証券会社は、いまだ多いのが現状です。例を挙げると、エース証券がその代表格です。

IPO取扱社数(2019年度実績)意外と多いエース証券!!

証券会社取扱社数証券会社取扱社数
エース証券40社東海東京証券29社
岩井コスモ証券37社三菱UFJモルガン・スタンレー証券28社
岡三オンライン証券37社楽天証券26社
野村證券36社松井証券21社
いちよし証券34社東洋証券11社
岡三証券34社むさし、ライブスター、藍澤、DMM10社未満

IPO取扱社数には中止/延期を含みます

落胆することはない!!

いちよし証券 IPO取扱実績(中止/延期含まず)

 主幹事抽選当選枠平幹事抽選なし
2019年度1社403本32社13社
2018年度1社348本29社13社
2017年度4社495本、316本
206本、198本
33社9社

・いちよし証券の狙い目は当然主幹事IPOですが、主幹事は少なく、抽選での当選枠も小さい
・平幹事の社数はそこそこありますが、総配分数が50単元未満は抽選しないというルールのため、
 抽選を実施した回数は意外と少ない

今回のいちよし証券IPOルール改定は、IPO投資にほとんど影響なし!!

では、また(^^)/~~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ感染には細心の注意を払いましょう!!

手洗いは重要ですね!!

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