【承認】ココペリ

社名由来

 部族毎に異なる精霊を持つネイティブアメリカン。カッチーナと呼ばれるその精霊たちの中で、
唯一、すべての部族に共通して顕れるのが、ココペリです。
ココペリは、部族の垣根を越えて旅をする吟遊詩人。他の部族の智慧をココペリが届けて歩いたのでしょう。ココペリが訪れると、種が蒔かれ、雨が降り、植物が繁ると言われています。
組織開発/人材開発のお手伝いをする私たちは、そんなココペリのような存在でありたいと思います。・・・とのことです。(^^)

同社のロゴは、猫背で笛を吹くココペリだったのですね。ロゴはまったく気にも留めなかったのですが ・・・あらら f(^^;)
また、同社英文社名の「Kokopelli」は、「ココペリ:英語」そのものです。

会社概要

 同社の事業は、日本全国の地域金融機関(2020年9月末時点42社)と連携し、各金融機関に対してSaaS形式の経営支援プラットフォーム「Big Advance」を主として提供しています。
「Big Advance」とは、各金融機関の取引先の中小企業に対して、課題解決や成長支援につながる機能を有し、地域金融機関及び中小企業のニーズを汲んだサービスの構築を実現する経営支援プラットフォームなのですが、簡潔にまとめすぎて何が何だかわかりません。
だから、どうした!? ・・・ですよね。(^^;)

事業の背景

 中小企業は、日本の企業全体の99.7%を占め、労働市場において、全労働者のうち約70%が中小企業に勤務しているのが現状。
現在の日本経済を支えているだけではなく、将来の日本経済においても重要な存在である一方で、中小企業は人材不足や販路開拓のリソース不足、資金不足、事業承継等多くの深刻な経営課題を抱えており、従業員一人当たり付加価値額を表す労働生産性についても大企業の半分以下に留まっている。中小企業の労働生産性を10%改善することによる経済効果は18兆円とされており、中小企業の成長が地域経済や日本経済に及ぼす効果は小さくない。

 また、中小企業の成長を支える存在である地域金融機関を取り巻く経営環境も厳しさを増している。融資を中心とした従来のビジネスモデルでは収益性を保つことが困難な状況であり、中小企業の本業支援等によるコンサルティング業務やDX(デジタルトランスフォーメーション)の実施など、地域金融機関は大きな転換点を迎えている。
そのような状況の中、中小企業が地域金融機関に求めることとして、人材育成やビジネスマッチング(販売先紹介)など事業に対するソリューション提供などが挙げらる。
政府の「成長戦略2019」では、中小企業支援機関としての地域金融機関の機能強化が掲げられ、地域を支える金融機関の役割は益々大きくなっている。

上記のような「中小企業が抱える課題」と「地域金融機関が抱える課題」をテクノロジーの力で解決していくことが、同社の事業というわけです。

管理人の独り言

マザーズ上場の中型案件(想定時価総額94.2億円、吸収金額16.2億円)

当社の強みは、「地域金融機関と協業したユニークで強固なビジネスモデル」である点。
目論見書に「Big Advance」は、全国の地域金融機関とパートナーシップを結び展開する、日本で最も裾野の広い中小企業向け経営支援プラットフォームと掲載されています。

新興企業の中でも、こういったユニークなビジネスを展開する企業は、上場後伸びています。
公開株数(1,244,700 株)に対して、1.5倍でロックアップ解除されるVC保有株式(1,216,620 株)が気になりますが、公募割れすることはないと考えます。

主幹事は大和証券。割当株数は不明ですが、現時点での抽選枠(通常)予想は、1,200本!? と1,000本を超えています。運次第ですが、十分に当選が狙えるIPOですね。(^^)

新規上場会社概要

社名 [コード] 株式会社ココペリ [4167]
銘柄略称 M-ココペリ
英訳名 Kokopelli Inc.
会社URL https://www.kokopelli-inc.com/
上場予定日 2020年12月18日 上場承認日 2020年11月13日
上場市場[業種] マザーズ[情報通信] 設立 2007年6月11日
事業内容 中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」及び AI モジュール「FAI」の開発・提供等
業績(直近) 売上は右肩上がり、赤字上場であるが今期は黒字化!?
仮条件決定日 12月1日 BB期間 12月3日~9日
公開価格決定日 12月10日 購入申込期間 12月11日~16日
想定価格 1,300円    
発行済株式総数  6,967,380 株(承認時) 吸収金額(承認時) 約16.2億円
発行済株式総数  7,243,380 株(上場時) 時価総額(承認時) 約94.2億円
公募(新株発行) 276,000 株 公開株数 1,244,700 株
公募(自己処分) – 株
売出 806,400 株
OA 162,300 株
売出株比率 64.8 % OR 17.2 %
売出放出元
VC:太文字
AT-Ⅱ投資事業有限責任組合 178,500 株
㈱東広 119,000 株
FinTech ビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 98,000 株
近藤繁 70,000 株
森垣昭 70,000 株
かながわ成長企業支援投資事業組合 70,000 株
関根光 56,000 株
㈱アドウェイズ 39,900 株
SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合 35,700 株
近藤俊太郎 35,000 株
㈱エンライブ 34,300 株
株主構成
ロックアップ
 [株主上位10名]
180日ロックアップ 計:4,228,700 株 ⇦実質株数
 近藤繁(同社代表取締役)
  2,450,000 株[32.15%] 内、70,000 株を売出へ
 森垣昭(同社取締役)
  546,000 株[7.17%] 内、70,000 株を売出へ
 株式会社東広 476,000 株[6.25%] 内、119,000 株を売出へ
 近藤正武(同社代表取締役の二親等内の血族)
  280,000 株[3.67%]
 近藤淳(同社代表取締役の二親等内の血族) 
  280,000 株[3.67%]
 松尾幸一郎(同社取締役) 267,400 株[3.51%]
 TIS株式会社 188,300 株[2.47%]

90日or1.5倍ロックアップ 計:1,216,620 株 ⇦実質株数
 AT-Ⅱ投資事業有限責任組合
  714,000 株[9.37%] 内、178,500 株を売出へ
 SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合
  424,620 株[5.57%] 内、37,500 株を売出へ
 Fin Techビジネスイノベーション投資事業有限責任組合
  392,000 株[5.14%] 内、98,000 株を売出へ

手取金の使途 主力事業である中小企業向け経営支援プラットフォーム
「Big Advance」の機能強化や新機能の開発等を行うにあたり必要となる優秀な人材を確保するため、エンジニア、営業及びカスタマーサクセス等の人件費・採用教育費に充当する予定
取扱証券会社 主幹事 : 大和
平幹事 : SBI、丸三、マネックス、松井

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!

手洗いは有効ですね!!

第3波が来ています。
新型コロナウイルスでの国内での死亡率は低下していますが、
感染しても無症状のケースも増加していると聞きます。
お勧めしてよいのかわかりませんが、
どうしても気になる方は、検査キットが販売されています。
1回分の料金は、高くありません。
ご関心のある方は、サイドバーの広告を参照願います。
注意事項
検査キットは、新型コロナウイルスの予防・自身の感染について
陽性・陰性を確約するものではありません。

気休めの検査キットなど不要かもしれませんね。
愛する家族・人のために、細心の注意を払いましょう。

お願いします

2つのブログランキングに登録しています。同じカテゴリー(IPO・新規公開株)ですが、登録数が大きく違います。同じ順位になっていません。 ・・・あらら f(^^;)

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