【№946】
大賢者~!!
同社の「トレーディングデスク事業」とは何ですか?
「デジタル広告配信にまつわることを一手に引き受け、狙い通りに情報をお届けする」
ということのようだな。
同社の特徴は「アジャイル型広告運用」だが、これは下段で説明しよう。
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
アジャイル型広告運用とは?
アジャイル(agile)とは、元々システム開発の用語。
アジャイルを直訳すると「素早い」「機敏な」「頭の回転が速い」という意味で、アジャイル開発は「プロジェクトに変化はつきもの」という前提で進められるので仕様変更に強く、プロダクトの価値を最大化することに重点を置いた開発手法です。
これに対し、ウォーターフォール開発の場合、初めにプロジェクトの要件定義や設計を細部まで煮詰めてから1度の大きなサイクルで開発を進めるので、リリース時にすべての要求をクリアしていることが求められます。従来のウォーターフォール型から、アジャイル型が主流になりつつあります。
これを広告業界に置き換えると、一般的な流れは「こういう広告を打ちたい」というクライアントの要望に対して、「どういう広告を打つのがいいのか」という議論を経て、実際に広告を打つという流れになります。まさにウォーターフォール型ですね。
同社のアジャイル型広告運用とは、最初に「まずこういう取り組みを1ヶ月やってみて、何が必要になるかを考えましょう」とアバウト。そして、プロジェクト実行中に繰り返し確認を行い、その中でさらに必要になるものがあれば、その都度対応して改良を積み重ねることで、目的達成を目指すというものです。
社名由来・意味
設立時(2012年11月)の社名は、株式会社電子広告社。2020年3月に現社名に変更しました。上場を意識して社名(商号)変更をしたのかもしれませんが、旧社名の方が、事業内容がわかりやすかったかもしれません。
まぁ、漢字社名の会社は、IPOではあまりウケがよくありませんが ・・・ あらら f(^^;)
社名”デジタリフト”(DIGITALIFT)を分解すると、DIGITAL+LIFT。「デジタル領域において、クライアントをリフトしていく。」
また、”DIGIT”には数字や桁という意味があり、「クライアントの売上向上に資する策を立て、桁を変えるほど数字面もリフトしてく。」という想いを込めているとのことです。
なんという素晴らしい社名でしょうか。IPO的に言うのであれば、「桁を変えるほどのストップ高」になって欲しいものです。… あはは f(^^;)
同社代表は、”百本 正博”氏。「ひゃくもと」と読みますが、全国で350程しかいない珍しいお名前です。
IPO Outline
会社名 | 株式会社デジタリフト [9244] |
本店所在地 | 東京都港区 |
上場市場 | マザーズ |
設立年月日 | 2012年11月27日 |
業種別分類 | サービス |
事業内容 | トレーディングデスク事業 |
規模 | 小型IPO(時価総額22.0億円、吸収金額7.3億円)※想定価格ベース |
上場予定日 | 9月28日 |
幹事会社(主) | みずほ、SMBC日興、SBI、楽天、松井 |
BB期間 | 9月8日~9月14日 |
抽選発表 | 9月15日 |
発行株数 | 1,365,000 株 |
公開株数 | 490,200 株 公募:110,000 株 + 売出:316,300 株 + OA:63,900株 |
売出比率:OR | 売出: 64.5 % OR: 30.9 % |
想定価格 | 1,490 円 |
海外向け販売 | なし |
難易度 | 主幹事(みずほ)の予想抽選枠は 約333本? ちょっと少ない抽選枠なので、当選は厳しそうです。f(^^;) |
業 績
(単位:百万円)
単独 | 2016/9 | 2017/9 | 2018/9 | 2019/9 | 2020/9 |
売上高 | 335 | 916 | 1,311 | 2,060 | 2,065 |
経常利益 | 28 | 51 | 43 | 107 | 113 |
当期純利益 | 19 | 34 | 29 | 71 | 73 |
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
①人材採用に係る費用、②サービスに係る付帯サービス強化費用、③残額を借入金返済資金に充当する予定 |
売出株放出元
株主 | 関係 | 売出株数 |
㈱フリークアウト・ホールディングス | 親会社 | 270,000 株 |
ANRI1 号投資事業有限責任組合 | VC | 26,300 株 |
百本 正博 | 代表取締役 | 20,000 株 |
計 | 316,300 株 |
VCの有無と上場初日に売出可能な株数
【VC】VCは1社 【発行済株式総数】1,365,000株 【90日ロックアップ(1.5倍で解除)】88,700株(6.5%) 【ロックアップなし】 0株 【ストックオプション(新株引受権)】 94,900株 上場初日に行使可能 44,900株 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
デルタ株での感染拡大、いやですね。
気を緩めることなく、ストレスを溜めずに
日々基本的な感染防止に努めましょう!!
貯めて良いのは「IPOチャレンジポイント」
・・・ あはは f(^^;)
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同じカテゴリー(IPO・新規公開株)ですが、 INとPVでは登録者が大きく違います。