【承認】”Finatext” 難易度と売り圧力

【№1075】

“Finatext”は、”Finatextホールディングス”の銘柄略称です。

<strong>冒険者</strong>
冒険者

フィナテキスト“と読むようですね。
マザーズ上場で大型IPOですが、海外向け販売があります。
主幹事に期待しても良いでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

海外向け販売があり予想が難しい。
それでも大和証券(共同主幹事)の抽選枠は、約5,900本あるじゃろうか?
期待して良いのではないか?

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社事業は「証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供及びデータ解析・サービス開発支援」なので、社名の”Fina”は、”Financal”(金融)で良いでしょう。では、”text”は「文章」? ”テキスト”では「教科書」? 「金融の教科書」になりますが、なんかいまいちですね。f(^^;)

英和辞典を調べれば、”text”の名詞は「文章」ですが、動詞がありました。動詞では、スマホなどでメールやラインなどのメッセージを送ることを意味します。時代の変化に合わせて、新たな意味を持つようになった表現ですが、今では広く一般に使われているようです。

となると、同社社名には「金融(情報・サービス)を発信します」という意味が込められているのでしょうか? あくまで管理人の推測です。… あはは f(^^;)

IPO Outline

会社名株式会社 Finatextホールディングス [4419]
本店所在地東京都千代田区
上場市場マザーズ
設立年月日2013年12月27日
業種別分類情報通信
事業内容 証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供
及びデータ解析・サービス開発支援 
規模大型IPO(時価総額628.9億円、吸収金額229.6億円)※想定価格ベース
上場予定日12月22日
幹事会社大和三菱UFJモルガン・スタンレー、松井、
あかつき、楽天、岩井コスモ、マネックス
BB期間12月6日~12月10日
抽選発表12月13日
発行株数 45,954,628 株
公開株数17,796,900 株
公募: 2,800,000 株 + 売出: 12,675,700 株 + OA: 2,321,200 株
(公募内訳:新株式発行 2,800,000 株、自己株式処分 0 株)
売出比率,OR売出: 71.2 % OR: 36.5 %
想定価格1,290 円
海外向け販売あり
難易度海外向け販売を50%とした場合、
共同主幹事(大和証券)の予想抽選枠は、5,930本(現時点)。
かなり期待できそうです。
予想が当たっているならですが … あはは f(^^;)

業 績

単独/連結2016/112017/112018/112019/112020/3
売上高(百万円)3147951,0381,7072,751
経常利益(百万円)78338316▲767758
当期利益(百万円)54221209▲1,5671,013

※2018年12月3日付で持株会社体制へ移行したことに伴い、2018年11月期まで単独決算、2019年11月期から連結決算。
※2020年に期末月を11月から3月(2021年)に変更。
※2018年12月以降、金融インフラストラクチャ事業の開始に伴う先行投資等から経常損失及び当期純損失を計上。


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定)金額
事業拡大に係る運転資金2,556,000 千円
連結子会社への投融資資金1,848,000 千円
借入金の返済213,000 千円
設備資金147,000 千円
残額307,000 千円
5,071,000 千円

売出株放出元

株主関係売出株数
UTEC3 号投資事業有限責任組合VC3,863,100 株
ジャフコ SV5 共有投資事業有限責任組合VC3,239,300 株
au フィナンシャルホールディングス㈱ 3,203,300 株
ジャフコ SV5 スター投資事業有限責任組合VC809,300 株
渡辺 広太 400,000 株
㈱SMBC 信託銀行(特定運用金外信託口 12100440) 348,200 株
渡辺 努 300,000 株
齋藤 祐輝子会社従業員150,000 株
㈱GCI キャピタルVC143,100 株
保田 容之介子会社従業員90,000 株
今井 聡子会社従業員50,400 株
高橋 充子会社従業員39,000 株
石橋 淳志子会社従業員30,000 株
辻中 仁士子会社代表取締役10,000 株
 12,675,700 株

VCの有無

VC : 4社

売り圧力

発行株数45,954,628 株
売出株数12,675,700 株
残(株主保有株)33,278,928 株
・180日ロックアップ33,278,928 株
・1.5倍等ロックアップ解除①0 株
・ロックアップなし②0 株
※ストックオプション(行使可能③)4,177,424 株(4,177,424 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②+③)4,177,424 株


ストックオプション(4,177,244株)は4人の株主が権利を持っていますが、共同主幹事会社に対し、ロックアップ期間中、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しています。

売却をしないならば、売り圧力はゼロになりますね。f(^^;)


では、また(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新型コロナウイルスの感染者は激減しましたが、
ウイルスが消滅したわけではありません。
日々基本的な感染防止に努めましょう!!

2つのブログランキングに登録しています。