【承認】”THECOO” 難易度と売り圧力

【№1077】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

THECOO“は、なんと読んだら良いのですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

ザ・空(くう)じゃ!!
空とは何かじゃが、社名由来・意味をよめばわかるぞ!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 人の人生は、儚く脆くあっという間に過ぎ去ります。ならば、『人生を思いっきり楽しみましょう』そんな思いを込め、会社名は「色即是空・空即是色」に由来にしています。同社の公式サイトより抜粋

「色即是空・空即是色」とは何か?
般若心経の言葉ですが、「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色」の一部。この四文字熟語は、「色・不異・空、空・不異・色、色・即是・空、空・即是・色」と区切ります。

色は空と異ならず、空も色と異ならず、色即ち空なり、空すなわち色なり」なのですが、「色と空」しか出てきません。
色は、宇宙に存在するすべての形ある物質や現象を意味し、空は、恒常な実体がないという意味なので、「色即是空 空即是色」は「この世のものすべてには実体がなく、同時に、その実体のないものが縁によって、私たちの目に見える存在になっている」ということになります。

もう少しわかりやすく言うと、「色は刻々と変化する。そこに存在があるように見えて、次ぎの瞬間には変わってしまうような存在なので、空である。その空もさまざまな縁があり存在が見える。だから、大切に毎日を過ごすべき」という教えということになります。

長いこと社名由来・意味を調べていますが、仏教が社名由来とは、・・・ あらら f(^^;) ですね。

IPO Outline

会社名 THECOO 株式会社 [4255]
本店所在地 東京都渋谷区
上場市場 マザーズ
設立年月日 2014年1月20日
業種別分類 情報通信
事業内容 ファンコミュニティプラットフォーム運営事業、
インフルエンサーマーケティング事業及びオンライン広告事業 
規模 中型IPO(時価総額145.1億円、吸収金額41.3億円)※想定価格ベース
上場予定日 12月22日
幹事会社 みずほ大和、野村、いちよし、SBI、マネックス、
楽天、松井、東洋、極東、あかつき
BB期間 12月6日~12月10日
抽選発表 12月13日
発行株数 1,821,355 株
公開株数 575,800 株
公募: 200,000 株 + 売出: 300,700 株 + OA: 75,100 株
(公募内訳:新規株式発行 200,000 株、自己株式処分 0 株)
売出比率,OR 売出: 52.2 % OR: 28.5 %
想定価格 7,180 円
海外向け販売 あり
難易度 公開株数が約58万株しかありません。さらに海外向け販売があります。
共同主幹事の予想抽選枠は、かなり少なくなるはずです。
期待しない方が良さそうです。… ムムム f(^^;)

業 績

単独 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12
売上高(百万円) 347 434 794 1,448 2,320
経常利益(百万円) ▲30 ▲45 ▲189 ▲212 61
当期利益(百万円) ▲30 ▲54 ▲192 ▲244 66


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

損失の継続計上について

 当社の注力事業「Fanicon」の成長の鍵は、アイコンの獲得及びファン数の拡大、コミュニティ開設後のアイコンへのサポート、そして「Fanicon」の機能の拡充やユーザビリティなどのサービスの向上と考えております。そのためには、優秀な人材の確保が重要と捉え、「Fanicon」のローンチ以降、経験豊かな営業人材の採用、コミュニティ開設後のサポートを担当するカスタマーサクセスチームスタッフの採用、そして、システム開発人員の採用を継続的に進めてまいりました。また、2021年4月には、ファンを多数抱えている大型アイコンの獲得を促進する為に音楽配信スタジオ「BLACKBOX³」を開設しました。このスタジオを通じて、アイコンが、アイコン自身のパフォーマンスを通じて、よりファンを身近に感じ、また、ファンももっと「Fanicon」を楽しんでいただけるように取り組んでまいりました。加えて、「BLACKBOX³」が多数メディアに取り上げられたことにより、広告効果が得られ、アイコン獲得の強力なツールとなっております。これらの活動を積極的に進め、継続的に投資を行ってきたこともあり、創業以来、最近事業年度である2020年12月期(第7期)まで損失を計上しております。
 今後においても、市場において「Fanicon」の認知度を更に高めるために、マーケティング活動費として広告宣伝費と販売促進費用、営業人員、カスタマーサクセスチームのスタッフおよびシステム開発人員に係る人件費を継続して投下してまいりますが、投資と収益性のバランスを注視することで、全社での単月営業黒字を2022年12月期第4四半期中に達成すべく、努めてまいります。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
Fanicon事業における広告宣伝費及び販売促進費 904,100 千円
人材採用費及び増加人件費 713,100 千円
本社オフィス移転にかかる費用 58,000 千円
Fanicon事業の海外展開にかかる費用 90,000 千円
借入金返済 40,000 千円
1,805,200 千円

売出株放出元

株主 関係 売出株数
YJ2号投資事業組合 VC 71,000 株
NVCC7号投資事業有限責任組合 VC 50,000 株
D4V1号投資事業有限責任組合 VC 30,000 株
平良 真人 代表取締役 30,000 株
NVCC8号投資事業有限責任組合 VC 28,500 株
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 VC 28,000 株
野澤 俊通 取締役 22,200 株
武井 哲也   20,000 株
下川 弘樹 取締役 15,000 株
國分 隆毅 従業員 2,000 株
星川 隼一 従業員 1,500 株
武井 公也 従業員 1,500 株
中山 顕作 従業員 1,000 株
  300,700 株

VCの有無

VC : 7社

売り圧力

発行株数 1,821,355 株
売出株数 300,700 株
残(株主保有株) 1,520,655 株
・180日ロックアップ 649,000 株
・90日ロックアップ 74,000 株
・1.5倍等ロックアップ解除① 313,523 株
・ロックアップなし② 484,132 株
・第三者割当③ 424,789 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②-③) 372,866 株
・ストックオプション(行使可能④) 177,950 株(177,950 株)
・第三者割当⑤ 90,000 株
上場初日に売却可能性のある株数(④-⑤) 87,950 株


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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