【考察】スルーして正解? IPO投資の自己評価!!

【№1150】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

IPO投資の成果は、どう評価すれば良いですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

IPO投資をするのは、もちろん儲けたいから。
評価方法としてはいろいろあるが、
どれだけ儲かったか? 利益が最大化できたか?
同時に、損失リスクの最小化ができたか?じゃな。

はじめに

 IPO投資の成果は、どのように評価したら良いのでしょうか? 読者の皆様は、儲けたいからIPO投資をされているのでしょう。管理人も同じです。最も評価しやすいのは、どれだけ儲かったか?(利益額)ですね。でも、評価方法は、いろいろあると思います。例えば、公募当選の回数(自己当選・家族当選)、取得株数(裁量配分を含む)等々 ・・・。

IPO投資の損失とは、初値売りを前提とした場合、公募価格で取得できた(購入した)IPOが公募割れした時。公募割れしたので暫く所有したら、公募価格まで戻ることもありますが ・・・。f(^^;)

ならば、「公募割れする」と予想し、最も当選し易い主幹事への申込をスルーしたIPO(その回数)は、広い意味でIPO投資の自己評価に加えても良いかもしれません。

公募割れしたIPOの主幹事への申込は?

2021年12月上場のIPOを対象とします。
申し込んでも、けっこう落選するのですが ・・・。

ー 評価:成功(申し込まなくて良かった) -

上場日 銘柄 主幹事 公募 初値 初値売却益
12/24 長栄 日興 1,800円 1,656円 ▲14,400円
12/23 エクサウィザーズ 日興・三菱 1,150円 1,030円 ▲12,000円
12/23 クルーバー(店頭) みずほ 2,160円 1,800円 ▲36,000円
12/22 リニューアブル・ジャパン 日興 1,800円 1,663円 ▲13,700円
12/22 Finatextホールディングス 大和・三菱 1,290円 990円 ▲30,000円
12/21 ライフドリンクカンパニー 日興・大和 1,535円 1,427円 ▲10,800円
12/20 JDSC 大和 1,680円 1,681円 +100円


・”クルーバー”は、主幹事(みずほ)他に申込ましたが、落選。しかし、某証券会社(店頭)から裁量配分がありましたが断ったので対象とさせていただきました。
・”Finatextホールディングス”は、大和に申込、三菱に申込まず。
・”JDSC”は、公募割れをしていませんが、売却時には手数料もかかり実質損失になるので、公募割れの対象とさせていただきました。

ー 評価:失敗(申込OKだったIPO) -

上場日 銘柄 主幹事 公募 初値 初値売却益
12/24 サスメド 日興 1,410円 1,500円 +9,000円
12/24 タカヨシ 野村 1,560円 1,700円 +14,000円
12/23 三和油化工業 野村 3,500円 4,020円 +52,000円


 タカヨシ・三和油化工業の主幹事は野村證券でペナルティがありません。いまさらですが、当選できたかは置いといて、申し込むべきだったかな? … あはは f(^^;)

ー 評価:失敗(申込厳禁だったIPO) -
申し込んでも落選=ラッキーだったIPO

上場日 銘柄 主幹事 公募 初値 初値売却益
12/24 ニフティライフスタイル みずほ 2,000円 1,800円 ▲20,000円
12/23 クルーバー みずほ 2,160円 1,800円 ▲36,000円
12/22 THECOO みずほ・大和 7,200円 6,100円 ▲110,000円
12/22 Finatextホールディングス 大和・三菱 1,290円 990円 ▲30,000円
12/22 サインド 野村 3,250円 2,990円 ▲26,000円
12/21 YPCホールディングス 野村 830円 770円 ▲6,000円
12/15 ネットプロ 大・日・み 1,450円 1,378円 ▲7,200円
12/2 のむら産業 みずほ 1,210円 1,113円 ▲8,700円


・”Finatxetホールディングス”は、大和に申込で補欠(辞退)、三菱は申込まず。
・ネットプロテクションズホールディングスは、大和から裁量配分500株をいただきましたが、大和・日興・みずほの抽選は落選しています。

管理人の独り言

 「IPOはローリスク・ハイリターン」と言われますが、本当にそうなのでしょうか? そもそも当選しなければ、ハイリターンどころかローリターンもありません。

IPOの抽選に当選するのは、本当に難しいですね。当選チャンスを増やすためには、ひとつでも多く申し込んだ方が良い。確かにそうです。ならば、年間上場するIPOは、多い方が良いに決まっています。
この12月上場のIPOは、33社(中止1社を含む)。これだけあれば、公開株数の多いIPOもあり、当選確度の高そうな銘柄もけっこうありました。

しかし、反対に同日上場になるIPOも多く、初値が微妙な銘柄も多かったのも事実です。ローリスクとは言え、リスクがないわけではありません。1社でも多くIPOに当選して利益の最大化を図るとともに、いかに損失のリスクを最小化(公募割れするIPOの回避)することも重要かもしれませんね。f(^^;)

 公募割れと予想し主幹事への申込をパスしたIPOは、ほとんどペナルティのある会社です。
申し込んで落選でしたが、初値は公募割れ。ある意味ラッキー!! しかし、申し込んだ主幹事はペナルティのない会社。あらためて… あらら f(^^;) ですね。

公募割れと予想し申し込まなかったIPOも多少はありましたが、申し込んでも運よく落選した(公募割れした)IPOも多い。損失リスクの最小化ができたかという点では、まだまだですね。管理人の公募割れ回避術もたいしたことはありません。・・・ あはは f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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