【考察】年初のIPOはいつから? どの銘柄? アノマリーは?

【№1149】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

12月下旬のIPOの初値が悲しすぎるので、
楽しいことを考えます。
それは、年初IPOの初値高騰アノマリーです。
来年のIPOは、いつから始まるのでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

上場審査中の会社はわからんが、
ある程度の予想はできるぞ!!

2022年のIPOは、いつから?

ー 年初IPO(2017年~2021年)の集計 -

年度銘柄承認日BB期間上場日初値騰落率初値売却益
2021年QDレーザ12/281/21 ~ 1/272/5+134.4%+45,700円
2020年ジモティー12/261/23 ~ 1/292/7+130.0%+130,000円
コーユーレンティア12/261/22 ~ 1/282/7+32.8%+62,000円
2019年識学1/162/6 ~ 2/132/22+152.8%+275,000円
2018年Mマート1/192/6 ~ 2/132/23+333.9%+414,000円
2017年シャノン12/211/11 ~ 1/171/27+320.7%+481,000円


 2017年~2021年(6年間)の年初IPOをまとめてみました。
来年の上場承認は、まだありません。このままで行くと、年初のIPOは1月中旬に上場承認があり、下旬~2月上旬からBBが開始され、2月度の上場が濃厚でしょうか? f(^^;)

年初のIPOは高騰するというアノマリーは、本当?

 「年初IPOの初値が高騰する」というアノマリーがあります。確かに、直近6年間のIPOの初値は、高騰しています。では、長期間で見たらどうなるのでしょう。2001年まで遡って、21年間の初値騰落率を集計してみました。

ー 年初IPO(22社)の初値騰落率 -

0%~9%10%~49%50%~99%100%~200%~300%~
4社5社1社9社1社2社

※2020年の年初IPOは同日上場のため、2社とする。
※2012年は年初IPOが上場中止になったため、2番目を年初IPOとする。


 初値騰落率が+100%以上は、12社(54.5%)。100%未満は、10社(45.5%)。
ここ直近6年間の初値は高騰しましたが、21年もの長期間で見ると半々といった状況です。データの見方によっては、アノマリーも微妙になりますね。
ただ特徴的なのは、しょぼい初値をつけたIPOもありましたが、公募割れが1社もないことです。(^^)

年初のIPOはどの銘柄?

 上場審査中の会社など、わかるはずもありません。しかし、1月中旬に新規上場承認されると考えられる会社があります。それは、住信SBIネット銀行です。(^^)

同社のプレスリリースによると、「10月8日東証に上場申請を行いました」とのこと。※住信SBIネット銀行の関連記事は、最下段にあります。

東京証券取引所を例にとると、本則市場(東証一部・二部)が申請日から3ヶ月、マザーズ・JASDAQが申請日から2ヶ月程度が標準的な上場審査期間とされています。

上場は本則市場のはず。ならば、新規上場承認は、来年の1月11日~14日。※1月8日は土曜日。
上場日は承認後、34日~36日後が最も多いので、「住信SBIネット銀行の上場は、2月中旬~下旬」と予想ができます。的中するかどうかは ・・・ へへへ f(^^;)

もし、住信SBIネット銀行が年初のIPOになったら ・・・ ? いかにアノマリーと言えども、大型すぎて初値の高騰は難しいでしょうね。… あらら f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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