【楽天】BB参加者が少ないのは、IPO投資家の心理が冷めたから?

【№1216】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

本日(2/14)、楽天証券から”エッジテクノロジー“の抽選発表がありました。
結果はお約束通りの”落選”でしたが、今回もBB参加者は多くありません。
いったいどうなってしまったのでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

IPO投資者の心理も冷めてしまったのかのう?

想定価格 → 仮条件 → 公募価格

想定価格 仮条件 公募価格
690 円 300 円 ~ 350 円 350 円

訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋

発行価格等の決定に当たりましては、300円以上350円以下の仮条件に基づいて、ブックビルディングを実施いたしました。
その結果、
①申告された総需要株式数が、公開株式数を十分に上回る状況であったこと
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと
③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと
以上が特徴でありました。

従いまして、公開株式数以上の需要が見込まれる価格であり、現在の株式市場の状況及び上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案し、350円と決定いたしました。
なお、引受価額は322円と決定いたしました。

抽選枠予想

 予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;)
証券会社 割当株数 比率 予想抽選枠 難易度 申込 結果
日興 2,493,400 株 92.0% 2,294 本 ワンチャンスあり 当選
 ステージ     1,147 本      
野村 135,500 株 5.0% 62 本 ムリ(200株申込) ×
SBI 48,700 株 1.8% 220 本 ムリ ×
 ポイント     110 本      
楽天 13,500 株 0.5% 122 本 かなり厳しい ×
いちよし 8,100 株 0.3% 1 本 ムリ
極東 5,400 株 0.2% – 本 口座なし
松井 5,400 株 0.2% 48 本 かなり難しい ×

※その他にOA[406,500 株]があります。

楽天倍率

ー 倍率は? -

銘柄 割当株数 予想抽選枠 倍率 参加者
ライトワークス 4,800株 43本 412倍 17,716人
エッジテクノロジー 13,500株 122本 226倍 27,572人


前回の”ライトワークス”と比較してみました。
“エッジテクノロジー”の申込必要資金は、3.5万円。”ライトワークス”の21万円と比べればかなり楽でしたので、前回から参加者が1万人増えても何らおかしくありません。
しかし、楽天証券の口座開設数は700万口座を突破。過去の倍率から分析した楽天証券のBB参加率は少なくても0.8%なので、参加者は5万を超えてもいいはず?

3社目の”ライトワークス”は上場初日から連続ストップ高になりましたが、1社目2社目と連続の公募割れ。地合いも悪く、様子見のIPO愛好家も多いのかもしれませんが、それでも少なすぎるのでは?と感じます。

このBB参加者の少なさは、「IPO投資家の心理が冷めてしまった」結果と考えるべきでしょうか? 一過性というだけなのかもしれませんが、読者の皆様はどのように思われますか?
どんどん参加者が減って倍率が下がれば、逆に当選の可能性も高まるというものですが、当選してもしょぼい初値のIPOばかりだと、これはこれで ・・・ う~ん f(^^;)

 今週、楽天証券の抽選発表は、”CaSy”(17日)・”BeeX”(18日)があります。抽選倍率も気になりますが、さてさてBB参加者は ・・・ ですね。結果が出たら、記事にアップしたいと考えています。(^^)

エッジテクノロジー“の基本情報は、ここをクリック。
または、最下段の関連記事を参照願います。


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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