【№1241】
公募・売出価格が仮条件の下限で決定すると、ダメですね。
初値売りをされた方は、どれだけいたのでしょうか?
今後、公募以上になるかもしれんぞ?
しかし、「君子危うきに近寄らず」のIPOじゃったな!!
初値売りをされた方はどれだけ?
”ビーウィズ”の株主は、親会社”パソナグループ”の1社だけです。360日ロックアップがしっかりかかっていて、1.5倍等のロックアップ解除もありません。また、行使可能なストックオプションもありません。結果、上場初日に初値で売却できたのは、公募ゲット組(公募当選組+裁量配分組)だけです。
公開株数 | 初値時出来高 | 比率 |
6,095,000 株 | 450,100 株 | 7.4% |
当ブログのアンケートでは、「100%初値売りが46%」です。ケースバイケースかもしれませんが、今回の”ビーウィズ”では、たった7.4%しか初値売りがありません。
公募割れしそうな状況(損失が確定しそうな状況)では、心理的に寄り付き・成行売りの注文は出しずらいものです。もしかしたら、公募まで戻るかもしれないし ・・・ ですよね。f(^^;)
ビーウィズ(9216)上場初日
初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 | 売買高 |
1,320 円 | 1,397 円 | 1,298 円 | 1,320 円 | 2,024,700 株 | 2.7兆円 |
9時09分 | 9時19分 | 9時10分 | 15時00分 |
終わってみれば、最大の売り場は初値後の10分間。セカンダリーは難しいですね。f(^^;)
高値で売り切ることなど至難の業。高値(1,397円)で売却できた株数は、600株しかありません。それでも、損切りになったのですが ・・・。(>_<)
管理人の独り言
過去5年間、東証一部上場のIPOでは、公募・売出価格が(想定価格から大幅にダウンした)仮条件の下限で決定したものは100%公募割れになっています。
このため、【注意】公募割れシグナルの点灯!! の記事をアップさせていただきましたが、今回も公募割れになってしまいました。
楽天証券での”ビーウィズ”の抽選倍率は【約10倍】。ここから、IPO愛好家の多くが公募割れIPOを回避できたのではないかと推測できます。(^^)
“住信SBIネット銀行”の仮条件発表日は、3月7日(月)。翌8日からBBが開始されます。今回の「ビーウィズ公募割れ」を踏まえ、BBへの参加は慎重にご検討お願い申し上げます。
さて、ビーウィズで公募割れされた方は残念でした。まだ保有されていらっしゃる方に、これは朗報になるでしょうか? 本日、東証経由で発表されたものです。(^^)
業績予想
2021年5月期(実績) | 2022年5月期(予想) | 同期比 | |
売上高(百万円) | 28,845 | 32,473 | +12.6% |
営業利益(百万円) | 2,131 | 2,560 | +20.1% |
経常利益(百万円) | 2,167 | 2,545 | +17.4% |
当期純利益(百万円) | 1,655 | 1,673 | +1.1% |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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