SMBC日興証券さん “ブラックオファー”とは、やってくれましたね!!

【№1285】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

ブロックオファーですよ!!
管理人、間違えていませんか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

意図するところは、わかってもらえるじゃろう。

“ブラックオファー”とは?

 連日のごとく、SMBC日興証券の相場操縦事件が日本経済新聞に掲載されています。タイトルの「SMBC日興証券さん ”ブラックオファー”とは、やってくれましたね!!」に込めた管理人の意図は、読者様にご理解いただけると思っています。

事件そのものは周知の事実で、”ブロックオファー”そのものは違法ではありません。論点は「法人としてSMBC日興証券が、金融商品取引法違反(相場操縦)をしたか?」です。
管理人個人としては「(ブラックで)あきれ返る」と同時に「“ブロックオファー取引”というものがあったんだ。らなかったー!!」 ・・・ まだまだ、知らないことがいっぱいです。f(^^;)

 ”ブロックオファー”とは、「世間一般に公表されない、株式の大口の売出し」のこと。この取引は、創業家などの大株主が大量の株式を手放す際、市場を通さず証券会社を介して一般投資家に売る取引なので、弱小個人投資家(管理人)としては、知らなくて当然といえば当然。縁のない取引ですね。

もし仮に、SMBC日興証券の管理人口座に巨額の現金(数百億円?)があったら、「管理人にも取引の案内があったのだろうか?」・・・ なんて妄想してしまいました。・・・ あはは f(^^;)

とは言え、ネットで検索したら YAHOO! JAPAN ファイナンスの「教えてお金の先生(証券編)」に「さる証券会社から複数の株式について”ブロックオファー”が有りますと勧誘されましたがこの”ブロックオファー”とは何でしょうか?」を見つけました。管理人が知らないだけで、読者様の中にはこのような勧誘を受けた方もいらしゃるのかもしれませんね。

“立会外分売”との違いは?

 さて、上場企業からの大口売出と言えば「PO」もありますが、弱小個人投資家においてお馴染みと言えば、やはり「立会外分売」です。ブロックオファーと何が違うのか調べてみました。

立会外分売とブロックオファーの違い

  立会外分売 ブロックオファー
公開性 公開される 特定の顧客にしか知らされない
空売り 可能 空売り禁止
取引所内外 取引所内 取引所外
目的 流動性の向上等 マーケットインパクトを抑えて売却
一般的な取引規模 数千万円~20億円程度 数千万円~100億円程度
上場企業の手続き 取引所へ届け出 特になし


新聞等では「ブロックオファー」と書かれていますが、「ブロックトレーディング・エクイティオファー・株式ブロック取引等」、いろいろな呼び名があるようです。金融証券用語も統一していただきたいものです。f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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