【№1326】
“ペットゴー“は、楽天証券を残して全滅です。
主幹事が200株申込になったIPOには、当選したことがありませんね?
100株申込にすれば、公募株式を広く配分できるのじゃが。
想定価格 → 仮条件 → 公募価格
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 |
500 円 | 500 円 ~ 550 円 | 550 円 |
訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋
発行価格等の決定に当たりましては、仮条件(500円~550円)に基づいて機関投資家等を中心にブックビルディングを実施いたしました。
当該ブックビルディングの状況につきましては、
① 申告された総需要株式数は、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
② 申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③ 申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。
以上が特徴でありました。
上記ブックビルディングの結果、公開株式数以上の需要が見込まれる価格であり、現在のマーケット環境等の状況や最近の新規上場株式に対する市場の評価、上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、550円と決定いたしました。
なお、引受価額は506円と決定いたしました。
抽選結果
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
みずほ | 537,200 株 | 85.3% | 247 本 | かなり厳しい | ○ | × |
大和 | 27,800 株 | 4.4% | 24 本 | ムリ | ○ | × |
SBI | 22,600 株 | 3.6% | 102 本 | ムリ | ○ | × |
・ポイント | 51 本 | |||||
楽天 | 22,600 株 | 3.6% | 203 本 | ほぼムリ | 〇 | 4/25 |
松井 | 19,800 株 | 3.1% | 178 本 | ほぼムリ | 〇 | × |
CONNECT | – 株 | -% | 2 本 | 口座なし | ー | ー |
マネックス | – 株 | -% | ? 本 | ムリ | 〇 | × |
※その他にOA[94,500 株]があります。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
(BB開始時)
★仮条件は想定価格を+50円上振れ。これは+10%ですから、けっこう強気です。初値はともかく、公募割れはなさそうなので、強気で申し込んでみましょうか。
★ペットゴーの申込価格(仮条件の上限)は、1,000円未満です。この場合、みずほ証券での申込株数は、200株となります。主幹事なのに予想抽選枠は、たったの247本。これでは、当選はムリですね。
では、楽天証券・松井証券で当選できるとよいのですが、そう簡単には行きません。f(^^;)
ー 抽選結果 -
★“ペットゴー”は、楽天証券を残して”全滅”です。みずほ証券(主幹事)の予想抽選枠は、200株申込で計算してあります。100株申込ならばこの倍あったわけです。とは言え、それでも当選には厳しいものがありましたね。
200株申込になった主幹事(SBI証券を除く)では、過去に一度も当選したことはありません。f(^^;)
みずほ証券・野村證券が主幹事で、申込価格(仮条件の上限)が1,000円未満の場合、申込株数は200株になります。
「なぜ200株申込なのか?」を、過去に野村證券へ問い合わせたことがあります。質問のポイントは、「100株申込(配分)ならば、より多くの方に公募株が行き渡る」です。
野村證券からは「制度がこうなっているから」で、「管理人の質問の趣旨は理解しつつも、なぜこのようになっているか」の回答は、得られませんでした。回答内容は想定できましたが ・・・ f(^^;)
「100株申込(配分)ならば、より多くの方に公募株が行き渡るのに、なぜ200株申込なのですか?」という意見・問い合わせが多くなれば、この2社はルール変更を検討するのでしょうか?
“ペットゴー“の基本情報は、ここをクリック。 または、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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