【分析】楽天証券の”BB参加者数”(2022年4月)

【№1337】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

IPOのBB参加者は、増加傾向ではないのですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

徐々に復調しているが、昨年のBB参加者におよばないな!!

楽天証券の倍率は?

 4月に抽選発表のあったIPOは、4社。その内、グロース市場では、楽天証券が 3社を引き受けています。

楽天証券のIPO抽選倍率
(2022年4月度)

上場日 銘柄(略称) 市場 割当株数 予想抽選枠 抽選倍率
4/12 サークレイス グロース 4,500株 41本 678倍
4/28 ペットゴー グロース 22,600株 273本 157倍
4/28 クリアル グロース 15,000株 135本 226倍


相変わらず、高い倍率ですね。f(^^;)

楽天証券のBB参加者は?

予想抽選枠と抽選倍率からBB参加者を計算すると、4月度は以下のようになります。

※上表の【41,306人】オレンジ色は、2021年に楽天証券が取り扱ったIPO【74社】の内、マザーズ市場へ上場したIPO【54社】のBB参加者平均です。※委託幹事3社を含まず
※前回(3月度)は、平均 42,026人でしたが、再計算したら 41,306人になりました。f(^^;)

2022年度 BB参加者の状況は?


BB参加者は、初値の期待度・当選のし易さ(抽選枠の多寡)でIPOごとに変化しますが、どのIPOも昨年平均に達していません。
今度は、2022年2~4月の平均と昨年平均を比較してみましょう。


2022年度 楽天証券のBB参加者(平均)は増加・復調傾向ですが、昨年には達していませんね。

IPOの当選は年々難しくなっている」 それは、IPO投資を始める方が多くなり、BB参加者が増加・倍率が高くなっているからと言われます。確かに、それはあると管理人も思います。
しかし、分析みると、楽天証券のBB参加者は現状昨年以下です。これはどういうことなのでしょうか?

楽天証券の口座数は、昨年12月に700万口座を突破しました。急激な口座数の増加は、若年層の取り込みに成功したのが要因のようです。
当選を期待して多くの方が、BBに参加したのでしょう。しかし、現実は甘くなく、落選・落選・落選。「IPOはそんなに簡単に(楽して)当選するものではないと再認識」して、IPO投資を止めてしまった結果なのかもしれません。

このBB参加者の減少は、一時的なものなのか?、それとも減少傾向になったのか? 分析を継続していけば、何か見えるかもしれませんね。(^^)

最後に ・・・
2月に続いてこの4月も毎日記事がアップできました。IPO投資もIPOブログの継続も、たいへんです。f(^^;)

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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