【抽選枠予想】”AViC” なにこれ？この割当株数比率は!!

【№1405】

BBは、本日（6/14)から開始です。(^^)

冒険者

AViCのBBが始まりました。
主幹事の割当株数比率が、おかしくないですか？

大賢者

目論見書に記載されているので間違いなとは思うが、97.4%はすごいな!!

想定価格 → 仮条件

想定価格	970 円	①仮条件下限＞想定価格 ②仮条件下限＝想定価格 ③仮条件上限＞想定価格＞仮条件下限 ④仮条件上限＝想定価格 ⑤仮条件上限＜想定価格
仮条件	920 円～ 1,020 円
ステータス	③

訂正有価証券届出書（新規公開時）より抜粋

仮条件は、920円以上1,020円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2022年６月21日に引受価額と同時に決定する予定であります。
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株式の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して決定いたしました。

抽選枠予想

　予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券（楽天等）は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される（差し引かれている）からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;)

証券会社	割当株数	比率	予想抽選枠	難易度	申込	結果
みずほ	1,097,900 株	97.38%	1,010 本	厳しい	○
SBI	19,500 株	1.73%	88 本	ムリ	○
・ポイント			44 本
マネックス	2,600 株	0.23%	23 本	ムリ	〇
楽天	2,600 株	0.23%	23 本	ムリ	〇
いちよし	900 株	0.08%	– 本	抽選なし	ー
岡三	900 株	0.08%	– 本	抽選なし	ー
岩井コスモ	500 株	0.04%	1 本	ムリ	ー
東海東京	500 株	0.04%	1 本	ムリ	ー
松井	500 株	0.04%	5 本	ムリ	〇
丸三	500 株	0.04%	– 本	抽選なし	ー
あかつき	200 株	0.02%	– 本	口座なし	ー
極東	200 株	0.02%	– 本	口座なし	ー
静銀ティーエム	200 株	0.02%	– 本	口座なし	ー
東洋	200 株	0.02%	– 本	ネット申込不可	ー
水戸	200 株	0.02%	– 本	口座なし	ー
岡三オンライン	– 株	– %	1 本	ムリ	ー

※その他にＯＡ[169,100 株]があります。

管理人の独り言

ー　当選難易度とBBスタンス　－

★引受証券会社が15社もあるので、主幹事はSBI証券かと思ってしまいます。
みずほ証券（主幹事）の割当株数比率は、圧倒的な【97.38%】。残りを平幹事（14社）で分けることになるので、抽選枠は限りなく少なくなり抽選が行われないところも出てくる状況です。
割当株数200株は、2名にしか配分できません。IPO引受は証券会社側には意味があるのでしょうが、IPO愛好家からすれば必要性を感じません。岩井コスモ証券以下は、実質委託幹事と変わりません。

★主幹事の抽選枠は1,000本以上ありますが、難攻不落のみずほ証券では当選は厳しい。今回も、お約束の”全滅”でしょう。f(^^;)

ー　初値予想　－

・規　模：　グロース市場上場の中型IPO
・仮条件：　想定価格を挟んで微妙　［▲50円（▲5.2%）～＋50円（＋5.2%）］
・事　業：　デジタルマーケティングサービスの提供等
・業　績：　売上は右肩上がり、利益は横ばい

・発行済総株式数：　5,541,300株
・売出：　977,400株
・売出後の株主保有株式：　4,563,900株
・VC：　6
・180日ロックアップ：　4,116,300株
・90日ロックアップ or 1.5倍ロックアップ解除：　447,600株　
・ロックアップなし：　0株
　※上場初日に売却可能な株式は、447,600株

・ストックオプション（新株引受権）：　531,000株、行使可能：　0株

★VCが（6）ありますが、（4）は180日ロックアップ、（2）は1.5倍ロックアップ解除。
仮条件は微妙ですが、公募は仮条件の上限（1,020円）で決定すると考えています。
これといったインパクトがあるIPOでもないので、初値は上がっても公募1.5倍（1,530円）までとしておきます。