【考察】同日上場3社の”初値売却率”が二極化!!

【№1423】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

同日上場3社です。
初値売りは、意外でした!!

<strong>大賢者</strong>
大賢者

何が初値売りをさせるのじゃろう?

同日上場3社の初値は?

銘柄 公募 初値 騰落率 初値売却益
ジャパンワランティサポート 1,640 円 1,480 円 ▲9.8% ▲16.000 円
ホームポジション 450 円 465 円 +3.3% +1,500 円
坪田ラボ 470 円 794 円 +68.9% +32,400 円

※初値売却益は100株の売却で、手数料を考慮していません


ジャパンワランティサポートは、2022年度IPOの8社目の公募割れになってしまいました。(>_<)
なぜ▲9.8%もの公募割れになってしまったのか、管理人はさっぱりわかりません。公募は仮条件の上限で決定しましたが、セカンダリー組からは割高と思われて、買いが集まらなかったのでしょうか?

初値予想との乖離

 大手予想会社(2社)の初値予想は、以下の通りです。初値予想の専門家と言えどもけっこう外しますので、初値予想は誰がやっても難しい領域です。予想を見る限り、ジャパンワランティサポートの公募割れは、大手でも想定外だったようですね。f(^^;)

市場コンセンサスとは、複数の証券アナリストなどによる初値予想の平均らしいのですが、初値と大幅に乖離することが多いのであまり当てになりません。

  初値 初値予想① 初値予想② 市場コンセンサス
ジャパンワランティサポート 1,480 円 1,700 円 2,300 円 2,600 円
ホームポジション 465 円 450 円 475 円 700 円
坪田ラボ 794 円 600 円 900 円 690 円

上場初日の株価は?

ー ジャパンワランティサポート(7386)-

初値 高値 安値 終値 出来高
1,480 円 1,540 円 1,215 円 1,235 円 609,800 株
▲9.8% ▲6.1% ▲25.9% ▲24.7% ⇦ 公募比


― ホームポジション(2999)ー

初値 高値 安値 終値 出来高
465 円 468 円 450 円 453 円 2,274,300 株
+3.3% +4.0% ±0.0% +0.7% ⇦ 公募比


ー 坪田ラボ(4890)-

初値 高値 安値 終値 出来高
794 円 849 円 661 円 849 円 17,621,400 株
+68.9% +80.6% +40.6% +80.6% ⇦ 公募比

初値売却率が面白い!!

 ー 同日上場3社の初値売却率 -

  公開株数 初値出来高 初値売却率
ジャパンワランティサポート 736,000 株 202,300 株 27.5%
ホームポジション 2,300,000 株 590,700 株 25.7%
坪田ラボ 4,416,000 株
(3,497,100 株)
3,227,300 株 73.1%
(92.3%)

※坪田ラボの( )内は、国内向けの公開株数
※当ブログでは、便宜上「初値出来高 ÷ 公開株数」を初値売却率としています


終値から見れば、ジャパンワランティサポートは、損切りになっても初値売りが正解。
ホームポジションは、健闘したと言って良いでしょう。公募を割りそうで割りませんでした。
坪田ラボは、大引け5分前に爆上げして初値を超えました。

これは結果論です。事前にわかれは、誰だって大金持ちになれます。
IPOは、初値後に乱高下する傾向があります。このため、IPOの売却タイミングは意外と難しく、初値売りが無難という考えもあります。

しかし、今回の同日上場3社の初値売却率は、二極化しました。何が初値売りをさせるのでしょうか?
実に興味深いですね。(^^)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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