【№1496】
社債って、何ですか?
国が発行するのは、国債。企業なら、社債。
債券投資とは、比較的リスクが低い定期預金のようなものじゃな!!
SBIホールディングスの社債って?
今回、SBIホールディングスが割と良い利率の社債を発行します。発行体が倒産でもしない限り満額帰ってくるので、債券投資は比較的リスクが低いと言われます。銀行の定期預金のようなものですが、メガバンクの定期預金利率・ネットバンクの普通預金利率より全然良いので、ちょっと考えてしまいます。
商品名 | SBIホールディングス株式会社 第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付) ※略称:第31回SBIHD債 |
発行体 | SBIホールディングス株式会社 |
取得予定格付 | A-(R&I) |
期間 | 4年 |
利率(仮条件) | 年0.800% ~ 年1.400%(税引前) ※8月26日に決定 |
お申し込み単位(額面) | 10万円以上、10万円単位 |
発行価格・償還価格 | 額面金額の100% |
申込期間(予定) | 8月29日 ~ 9月8日 |
払込期日(発行日) | 9月9日 |
満期償還日 | 2026年9月9日(4年後) ※途中売却は可能 |
利払日 | 毎年3月9日および9月9日 ※初回:2023年3月9日 |
発行額 | 1,000億円 |
この社債の主幹事が面白い!!
社債発行の際にも、複数の証券会社が取り扱い、主幹事もいます。SBIホールディングスの社債発行なので、「主幹事はSBI証券?」かと思いきや、これが違うのです。
IPOと社債では主幹事の考え方が違うかもしれませんが、SBI証券の取扱額が一番でないところが面白いですね。(^^)
取扱証券 | 取扱額 |
大和証券(主幹事) | 300億円 |
SBI証券 | 250億円 |
野村證券 | 150億円 |
SMBC日興証券 | 150億円 |
みずほ証券 | 150億円 |
計 | 1,000億円 |
社債投資って儲かるの?
SBIHD債の利率はまだ決定していませんが、中間の1.1%になるとします。SBIHD債を100万円を購入し満期(4年後)まで持っていた場合、トータルで+44,000円(税引き後35,061円)。
資金100万円でIPO投資を4年間継続したら ・・・ 。 いくら当選しないIPOとはいえ、総利益は44,000円以上になりそうな気がします。
SBIHD債の利率(年0.800%~年1.400%)は、一般的な社債の利率としてはかなり良いので銀行に預けておくより全然マシですが、損失リスクが低い投資のROIはこんなものです。f(^^;)
投資の考え方は十人十色です。確実性を求めるなら、社債投資はありです。あくまで資産の状況次第ですが、余裕があるのならば、100万円~200万円くらい不確実性100%のIPO投資にかけても面白いかもしれません。
ちなみに、このSBIHD債をSBI証券で購入したら、「100万円購入でIPOチャレンジポイント50ポイント付与キャンペーン」なんてあったら、管理人は「 〇〇〇万円くらい社債を購入したりして!!」
さすがに、そんなキャンペーンはありませんね。おバカな妄想です。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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